いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

第1回・セゾン投信ブロガーズミーティングに行ってきました

昨日(3月19日)、セゾン投信のブロガーズミーティングなるものに行ってきました。(第1回目だそうです。)

私のようなエテ公をブロガーと認知してくださり、お声がけいただけたので、これは行ってみるしかありません。

投資そのものにはあまり時間をかけたくありませんが、投資に関連して普段お会いできないような方たちと知り合い、様々なコミュニケーションをとりながら人間関係が広がっていくのは非常に貴重な機会だと思っています。



◎ミーティング参加ブロガー


参加したのは、
m@(エムアット)さん
吊られた男さん
まっき~さん
rennyさん
と、私の5名でした(語順)。

少人数ながらも、アクティブファンドを含む直販応援色のやや強いm@(エムアット)さんとrennyさん、インデックス投資色のやや強い吊られた男さんと私、一般の投資家代表というカンジのまっき~さんという絶妙なバランスの組み合わせだったと思います(私の個人的印象ですが)。



◎ミーティングスタート!


セゾン投信のホームページと、新商品プランについての意見交換をメインにミーティングは進みました。

社長さんやら、常務さんやら、営業部長さんやら、ポートフォリオマネージャーさんやら、多くのエラい人やスゴい人たちを前にして、無責任な立場から言いたいことをズケズケと言える機会は希少なものです(もちろん、多少の気は遣いますが)。
普段の自分の職場の会議では、なかなかこうはいきません。(あ、いや、職場ではもっと暴れてたっけかな??)


ミーティング中の印象ですが、

m@さんは、直販投信や投資信託そのものに関する知識量が凄まじく、その知識をベースとした核心を突く発言が多いので、色々と勉強させてもらいました。これぞマニア!と感服しました。

吊られた男さんは、明晰な頭脳から生まれる切れ味鋭い言説を連発し、様々な角度からすばらしい問題提起と新たな提案を行っていました。この人は、デキます。そして、イケメンです。また、途中でどなたかが間違えて「吊るされた男さん」と呼んだりもしていました(個人的にはツボでした)。

まっき~さんは、私を含むその他4名のようなマニアックな話をなるべく避けて、普通の投資家ならどう思うかという視点を持って、ミーティングのバランスを保ってくれました。

rennyさんは、社員か!?と思わせるほどに、セゾン投信の理念や立ち位置をよく理解しており、経営的な観点もしっかりと含んだ思慮に富むアドバイスをしていました。会議室のイスの背もたれにガッツリともたれかかりながら、両手を頭の後ろに組んで話をする姿には、プロのコンサルタント的な風格さえ漂っていました。

と、いうようなカンジです。
どのブロガーさんも、他人の意見もよく聞いて理解に努めようとする方たちで、とても気持ちの良いミーティングでした。



◎私が伝えたこと


私の身の回りには、私の紹介でセゾン投信の積立を始めたような普通の素人投資家が少なからずいます。だから、その人たちの持っているような感覚を伝えることと、自分の言いたいことのバランスをとりながら発言するよう心がけたつもりですが、お役に立てたかどうかは微妙なところです。

色々なことを言ったのですが、グローバルバランスファンドにもう少し多くのアセットクラスを含んでもらいたいという、セゾン投信のこだわりの根幹に関わるような生意気な要望も出してしまいました。

せっかくのバランスファンドなので、基本4資産だけではなく、もっと多くの要素が欲しいと個人的には思っています。そうすれば投資素人の知人にも、「これ一本で!」と、より勧めやすいファンドになるかなぁ、と考えているからです。
(もちろん、セゾン投信にはセゾン投信なりのこだわりがあり、その頑固さがこのファンドとこの会社の良さでもあるのですが…)

また、リスク資産であるセゾン投信の商品のアピールと同時に、投資家それぞれがリスク許容度を確認して、無リスク資産とのバランスを考えるような情報発信もしてもらいたいなどの要望もしてみました。

セゾン投信には、単なるコスト競争の世界には入らず、独自の理念を貫き通すことで、あとになって振り返ってみたら、結果的には他の追随を許さない低コストで良心的なファンドを作っていた、というようなことになってほしいと勝手に考えています。

(参考記事→セゾン投信を投資初心者にオススメする理由



ミーティング後の懇親会の席では中野社長の対面だったので、興味深い多くの雑談ができました。
詳細は書けないこともありますが、以下のようなカンジです。

・グローバルバランスファンドの債券部分のラダー運用について
・日本版ISAをどう思うか
・セゾン投信では、ISAにどう対応する予定なのか
・他のネット証券などでのセゾン投信のファンド販売について
・他のネット証券は、セゾン投信にどのようなアプローチをしているのか
・いまのマーケットトレンドはいつまで続くと考えているか
・リーマンショックのインパクトは、マーケット関係者にとっては実際どれほどのものだったのか

などなど。

ミーティングも懇親会も、多くの刺激をもらえる有意義で楽しい時間でした。


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約18年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BSテレ東マネーの学び:2022年10月13日
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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