2015
Aug
29
株価や為替の乱高下は個人投資家のストレステストにちょうどいい
ここ最近、各国の株価や為替の乱高下がいいカンジですね。
んでも、このような乱高下は、年に数回あるのが普通です。
そして、過去のデータを見る限りにおいては、数年(3~4年?)に一度くらいは本格的なトレンド変化があるのも普通のことです。
資産形成の手段として投資を行っている人で、ここ最近のリスク資産の値動きに焦って仕事が手に付かなくなったり、熟睡できないような事態に陥った人は、おそらくリスクの取りすぎ(投資額が大きすぎるか、投資方法がフィットしていない)でしょう。ひょっとしら、事前の勉強不足や覚悟不足かもしれません。
まぁでも、別に投資なんざ無理してまで続けるようなものではないのです。
今回の乱高下によって生じた自分の感情を振り返ってみると良いと思います。
んでも、このような乱高下は、年に数回あるのが普通です。
そして、過去のデータを見る限りにおいては、数年(3~4年?)に一度くらいは本格的なトレンド変化があるのも普通のことです。
資産形成の手段として投資を行っている人で、ここ最近のリスク資産の値動きに焦って仕事が手に付かなくなったり、熟睡できないような事態に陥った人は、おそらくリスクの取りすぎ(投資額が大きすぎるか、投資方法がフィットしていない)でしょう。ひょっとしら、事前の勉強不足や覚悟不足かもしれません。
まぁでも、別に投資なんざ無理してまで続けるようなものではないのです。
今回の乱高下によって生じた自分の感情を振り返ってみると良いと思います。
◎アベノミクス相場で浮かれた人のストレステスト?
ここ数日のマーケットの動きは、各投資家が実践している投資法や資産配分が本当に自分にフィットして長く続けられるものなのかどうかのストレステストにちょうどいい機会だったのかもしれません。
せっかくの機会なので、本格的なトレンドチェンジ(下落相場入り)などもイメージしておいた方がよいでしょう。
本格的な下げ相場に入れば、上がったり下がったりしつつ、ダラダラと2~3年間に渡って投資しているリスク資産が減り続ける、なんてことも十分にあり得ます。
リスク資産が1~2割下がったくらいで動揺していては、資産形成のために長く投資を続けることなんてできません。リスク資産が増えたり減ったりすることは、夏は暑くて冬は寒いことくらいに当たり前で普通のことです。
当ブログでは再三書いていますが、長く投資を続けていれば一時的にリスク資産が半分以下になることもある、というくらいの覚悟が必要だと思います。
個人的には、そのような事態がいつ起こっても大丈夫なように、またそれが当分の期間長続きしても気にならず、かつ勝算が持てるように、大儲けや刺激を放棄して、自分なりにカスタマイズしたインデックス投資を選択しています。そして、いつでもノーストレスです。
【参考記事→インデックス投資とは】
◎投資タイミングは計らないけど、記事公開タイミングは計るよ
もちろん、今回の株価や為替の乱高下も、個人的には精神的に屁でもありません。
「屁でもないなら、なんでわざわざブログ記事に起こすんだよ!ホントは気にしてるんだろ小僧!いや、おっさん!」というツッコミが聞こえてきそうですが、読者さんからメールフォームを通じて、「ここ数日の相場の動きについて、虫とりさんはどのようにお考えか教えてください」というような問い合わせがけっこう多く、また、メディアの方からも何件かコメント求められたので、これは記事としての需要ありと判断して書いているだけです。
もっと激しく値下がりが続くようであれば、下書き保存してある「相場下落時の追加投資の考え方」や「個人的なリスク許容度」について掘り下げた記事を公開しようかと目論んでいたのですが、とりあえず株価や為替は反発傾向にあるので、その記事はもうしばらく熟成保存させることにしました。
私は、基本的に投資タイミングは計りませんが、趣味であるこのブログ記事の公開タイミングは多少計ります。
投資に関しては、今週のボトムからさらに2割くらい下がったら、リバランスを兼ねた買い増しをしようかぁ、とは考えていましたが、今のところ特になにもしていません。
だって、日経平均にしても、まだまだ年初の株価よりもずいぶんと高いレベルですから。
◎プロのやる投資、趣味でやる投資、資産形成のための投資
投資が仕事の人は、事前に乱高下を予測し、そしてそのたびに最も効率的な手段を講じるべきでしょうし、投資が趣味の人は、乱高下でアドレナリンをまき散らしながらそれを堪能するのもアリだと思いますが、資産形成のために投資を生活の中に組み込んでいるような人は、今回の乱高下を「心乱されない投資スタンス確立のためのストレステスト」に役立てるくらいでいいと考えています。
最後に関連記事をいくつかご参考までに・・
・アベノミクスは終わった?(相場の先行きを決めつけることの怖さ)
・明日、ブラックマンデー級の暴落が起こっても大丈夫?
・次の暴落はいつ?そのときどうする??

↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。