2015
Mar
07
仕事と子育て、親と子の需給アンバランス
家族に小さな子供がいると、その世話が大変ですし、色々とお金もかかります。
たまの休日でも朝早くに叩き起こされて、ゆっくり寝坊することもできません。
ましてや我が子は、デパートのトイレからズボンをずり下ろしたまま走り出て、フロア内をいつまでも疾走するような子供です。そして、それを注意する母親に「おしっこ漏らすぞ!」と恫喝するようなメンタリティを持っています。
ペットショップでは、犬のエサや金魚のエサを勝手に試食します。
そりゃそうでしょう。私の子供ですから。
(参考記事→私のいたずら武勇伝)
もう一人の子供もまだ小さいですが、手の届く範囲に紙があれば、すべて食べてしまうヤギのような貪欲さを備えています。また、静かな場所に行くと、狙ったように大きな奇声をあげるのは標準仕様です。
そして、既にヘビやトカゲなどにやたらと興味を持っています。
そりゃそうでしょう。私の子供ですから。
(参考記事→ヘビにまつわるエピソード)
・・それでも自分の小さな子供と共に過ごす時間は、親にとって貴重で幸せな時間でもあります。
たまの休日でも朝早くに叩き起こされて、ゆっくり寝坊することもできません。
ましてや我が子は、デパートのトイレからズボンをずり下ろしたまま走り出て、フロア内をいつまでも疾走するような子供です。そして、それを注意する母親に「おしっこ漏らすぞ!」と恫喝するようなメンタリティを持っています。
ペットショップでは、犬のエサや金魚のエサを勝手に試食します。
そりゃそうでしょう。私の子供ですから。
(参考記事→私のいたずら武勇伝)
もう一人の子供もまだ小さいですが、手の届く範囲に紙があれば、すべて食べてしまうヤギのような貪欲さを備えています。また、静かな場所に行くと、狙ったように大きな奇声をあげるのは標準仕様です。
そして、既にヘビやトカゲなどにやたらと興味を持っています。
そりゃそうでしょう。私の子供ですから。
(参考記事→ヘビにまつわるエピソード)
・・それでも自分の小さな子供と共に過ごす時間は、親にとって貴重で幸せな時間でもあります。
◎子供にとって私が必要なのは「今だけ」
「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」なんていいますが、小さな子供が親に与えてくれる幸福感は言葉では表現できません。そしてもちろん、3歳以上になっても子供はかけがえのない大切な存在です。
また、小さい子供にとっても、親は絶対的な存在であり、遊び相手としても必要なパートナーでしょう。
ただし、成長するにしたがって、子供にとって親はだんだんと必要のない存在になっていきます。中学生にでもなったら、親と遊びたがることなんてないでしょうし、高校生以上になってしまえば、ただ「金だけ払ってくれればいい存在」になってしまうことだって珍しくはないはずです。
人生の節目に精神的支柱や相談役として必要とされることはあるかもしれませんが、大人になってしまえば、親とは別の人生を勝手に歩んでいくものだと思います。自分がそうだったように・・
(私が父親なので、父親目線ですが・・)
つまり、極端な言い方をすれば、子供にとって親(私)が本当に必要とされるのは、「小さいうちだけ」なのです。
◎子供が小さいうちは父親の時間が・・
しかし、たいていの場合、子供にとって親が遊び相手や初期教育者として最も需要がある時期には、父親は仕事が忙しすぎて、子供のための時間をつくるのが非常に難しいものです。
年齢的にも仕事上の責任が増えてきて、最もバリバリ働かなければならない立場であることが多いのではないでしょうか。
子供の世話も大切ですが、それもまずは「家族を食べさせる」ことのできる収入という土台があってのことです。そのためには職場内での立場もおろそかにするわけにはいきません。
涙を呑んで、仕方なく子育てよりも仕事を優先させている人も少なくないはずです。
また、計画的にコツコツと資産形成を行って、仮にそれが上手くいったとしても、その頃には確実に子供は大きくなっています。その頃にはきっと「子供」というか、もう「大人」です。
(短期間で大きな資産形成を成功させ得るような方法は、短期間で破産する可能性も高いので、選択できないと思います。)
頑張って働いて、金銭的にも余裕ができ、やっと子供と向き合う時間が作れるようになったときには、子供側に親と一緒に過ごす需要はないのです。
◎上手に調整したいけど・・
そりゃあ、できることなら、子供側に親と過ごす時間の需要があるときに、仕事を控えめにして子供との時間をたっぷり作りたい。そして、子供側に親と過ごす時間の需要がなくなってから、仕事に注力したいものです。
しかし、現実的に社畜としての日々を過ごしている人間がそんなことを主張し選択することは、まず不可能です。フリーランスになるなんてのも選択肢としてはありますが、収入の維持を考えると、それも簡単なことには思えません。
親の時間がないときに子供は親を必要とし、親に時間ができたときには既に子供は親を必要としていない。。
このアンバランスな需給関係がなんとも悲しい現実です。
◎時間・仕事・趣味・子育て・・・しっかり考えたい
これは子供との関係だけでなく、仕事と趣味にも当てはまることでしょう。
若くて健康なうちでないと、楽しめない・実践できない趣味もたくさんあるはずです。
どうせいつかは必ず終わりを迎える人生です。
できることなら気持ちよく冥土へ旅立ちたい。
実際のところ、すぐに仕事を辞めることなんてできませんし、辞めたいわけでもありません。
また、仮に宝くじでも当たって、お金の心配をしなくても生活できる状態なったとして、それで仕事を辞めても、その結果幸せになれるのかどうかは分かりません。
(関連記事→セミリタイヤとかしてみたいけど…)
ただし、人生の選択肢を増やすためには、ある程度の「お金」が必要であることも間違いのない事実です。
(関連記事→一生飽きない仕事 と 低コストなライフスタイル)
自分の人生なので、そのあたりのことをしっかり考えつつ、着実に資産形成を進めて、なるべく満足のゆく選択をしたいものです。
まぁでも、いずれにせよ、まずは目の前のことに誠実に一生懸命とり組めない人間に「いい選択肢」が現れるはずもないことは肝に銘じつつ、己の人生の最適解模索はこっそりと続けようと思っています。
(関連記事→なぜ投資(資産運用)をするのか)

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