2015
Feb
07
明日、ブラックマンデー級の暴落が起こっても大丈夫?
ブラックマンデーではなく、リーマンショックでもなんでもいいのですが、ある日突然リスク資産の数十パーセントが吹っ飛ぶような暴落が起こったとしても、あなたは自分の生活に(経済的・精神的に)なんの影響も出ないような資産配分にしてありますか?
現在の無リスク資産をも包含する資産配分は、上昇相場やボックス相場に最適化されすぎてはいませんか?
自分でも気づかぬうちにリスクポジションが大きくなったりしていませんか?
(これは自分自身への問いかけでもあります。相場に人生の一発逆転をかけているような人に対する問いかけではありません。投資が仕事でも趣味でもない、普通の個人が資産形成のために投資をしている場合の話です。)
現在の無リスク資産をも包含する資産配分は、上昇相場やボックス相場に最適化されすぎてはいませんか?
自分でも気づかぬうちにリスクポジションが大きくなったりしていませんか?
(これは自分自身への問いかけでもあります。相場に人生の一発逆転をかけているような人に対する問いかけではありません。投資が仕事でも趣味でもない、普通の個人が資産形成のために投資をしている場合の話です。)
そりゃあ、リスク資産に投資している人が、一日に数十パーセントもヤラれてしまうような暴落に見舞われて、精神的に全く問題ないことはごく稀だとは思いますが、投資をするということはそういうことも織り込んで資産配分を決断することなのでしょう。
私は、そんなことを含んだうえで、無リスク資産とリスク資産の比率を1対1だの1対2だのと、たまにゴチャゴチャ考えています。
(参考記事→無リスク資産の必要額(リスク資産とのコントロール比率))
一日に数十パーセントは大げさだとしても、ここ半年くらいかけて「ナイアガラの滝」のように下落して半値以下になった原油価格のような株価の値下がりは、そのうちきっとあるでしょう。つい先日のスイスフランの暴騰にともなうスイス株式指数の暴落も記憶に新しいところです。
そういうときにも、今と同じ資産配分のまま投資を続けられるのか、ということはしっかり自問しておきたいものです。
上げ相場だけのイメージで資産配分してたらイカンです。
もちろん、あまり極端なことに備えすぎるポジションというのも考えモノですし、リスクを抑えすぎても投資をしている意味がなくなってしまいますが、たまにそれくらいのイメージをしてみるのも悪くないと思います。
当然のことながら、この先のマーケットがどうなるのかは私には分かりません。当分好調が続くかもしれないですし、低迷が始まるかもしれません。
今回の問いかけ(イメージトレーニング?)は同時に、明日、稲妻が瞬くようなリスク資産の暴騰が起こっても「リスク資産に投資している金額が少なすぎた!」などと、慌てたり後悔することのない資産配分にしてありますか?ということでもあります。
その最適解は、各個人によって異なるはずなので、なかなか難しい問題ですよね。。

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