2014
Dec
20
2014年12月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年下半期の投資と考察)
2014年も終わりを迎えそうなので、ここらで自分のアセットアロケーションなどを確認しておきます。
(まだちょこっと早いですが、年末になると忙しいので、今のうちに・・)
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、具体的金融商品とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義しています。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思っています。
(参考記事→リスク資産と無リスク資産の色分け)
(まだちょこっと早いですが、年末になると忙しいので、今のうちに・・)
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、具体的金融商品とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義しています。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思っています。
(参考記事→リスク資産と無リスク資産の色分け)
◎アセットアロケーションとポートフォリオの確認
◇2014年末のアセットアロケーション(リスク資産配分)
・国内株式:10%
・先進国株式:20%
・新興国株式:20%
・国内債券:10%
・先進国債券:10%
・新興国債券:10%
・国内リート:10%
・海外リート:10%
◇2014年末のポートフォリオ(具体的金融商品)
・eMAXISバランス(8資産均等型):80%
・SMTグローバル株式インデックス:10%
・野村インデックスF・新興国株式:10%
(参考記事→eMAXISバランス(8資産均等型)について)
はい、前回のアセットアロケーション確認時からはもちろん、3年以上前から全く変わっていません。
このアセットアロケーションには、思想的・戦略的に深い意義があるワケではなく、特別な愛着があるワケでもありませんが、今のところ特に変更するほどの理由もないので、そのままになっています。
なぜこのようなアセットアロケーションになっているのかについては、以前にクドクドと記事にしたことがあるので、ご興味のある方はリンク先をご参照ください。
→理想のリスク資産管理条件
→リスク資産管理の優先順位変化
→私のアセットアロケーション(リスク資産管理方法)
※上記の3記事は、続きモノです。
今よりも楽チンに低コストで分散投資できるような商品や環境が整えば、ポートフォリオを(場合によってはアセットアロケーションも)変更するかもしれませんが、どんな配分が将来好成績を残すのかは分からないので、自分なりの最大公約数を見つけて、のんびりやっていくつもりです(資産配分の効率そのものよりも、手間をかけずにシンプルに管理することを優先するスタンスです)。
◎2014年下半期の投資行動や考察
さて、2014年下半期のアセットアロケーションには変化がなかったように、リスク資産(アセットアロケーションとして公開している部分)と無リスク資産の比率にもほとんど変化はありませんでした。
現在のリスク資産と無リスク資産の比率は6対4くらいです。
前回(2014年上半期)の公表時と同じですね。
個人的な管理ルールでは、リスク資産と無リスク資産の比率を、最もリスクを抑えた場合で1対1(5対5)、最もリスクを許容する場合でも2対1の範囲でコントロールすることに決めています。
(参考記事→無リスク資産の必要額)
最近は、1対1を標準としてもいいかなぁ、なんて考えています※2。
それくらいであれば、個人的にはいつでも暴落や低迷相場を歓迎できます。
2014年下半期の投資行動は通常の自動積立以外には特に何もありませんでした。
なので、考察も特にはありません。
それでも敢えて搾り出すと、10月にマーケットがやや軟調になったとき、「大暴落だ!」「終わりの始まりだ!」と騒いでいる人もいましたが、私の評価軸では、あの程度の下げ(1割程度)ではあまりにもヘボいので追加投資(リバランス)する気にもなれませんでした。あのようなよく分からない下げなんて、マーケットにいれば頻繁にあることです。
(ここ最近もちょっと下げているようですが、個人的な印象としては同じようなカンジです。)
全体的には、「なんか調子が良すぎるなぁ、そのうちまた大きく下がるかもなぁ。ま、何でもこいや!」ってトコでしょうか。
これまで10年近く同じような投資を続けてきて、さらに今後何十年も同じことを続けていくつもりなので、こんなカンジ(不感症?)になってきますわな。
大きな金額を投じる資産形成のための投資は、リターンよりもまずはリスクに目を向けることが大切であり、そのためのポイントは、アセットアロケーションの中身の細かい調整よりも、無リスク資産とリスク資産のバランスをキチンと管理することだと私は考えています※3※4。
まぁ、簡単にいうと、どんな相場状況になっても安心して熟睡できる金融資産配分にしていればOKです。
※1 無リスク資産が、本当に「無リスク」なのかは微妙な問題ですが、この話を始めると長くなってしまうので、ここでは無リスクという言葉を使っています。まぁ、個人的には財政破綻や国家による私有財産没収レベルのことまでは考えてもあまり意味がないと思っています。
→参考関連記事:最悪の状況をどこまで想定するのか
※2 その比率に持っていくタイミングは、できることなら好調相場のときがいいなぁ、と思うくらいのスケベ心はあります。
※3 「アセットアロケーション」の中に無リスク資産を含めている投資家もいるので、その場合はアセットアロケーションの遵守が無リスク資産とリスク資産のバランス管理ということになるでしょう。
※4 だからといって、一旦全売却して次のタイミングを狙うような投資スタイルは普通の人にはオススメしにくいと思っています。
→参考関連記事:暴落を待って投資する?

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