2014
Dec
13
許せん!!親戚のおばさんに再び銀行の魔の手が…
以前に私の親戚のおばさんが、某メガバンクの営業マンにボッタクリの投資信託を売りつけられていたので、私がブチ切れて「撃退」したことを記事にしました。
《当該記事→銀行の営業が親戚のおばさんに、ボッタクリの投資信託を…←人気記事です!》
なんと、ヤツらが再び、私のおばさんに魔の手を伸ばし始めたのです。
また、お前らかっ!
くぬぅ、今度こそ、今度こそ、許さんぞっ!!!
《当該記事→銀行の営業が親戚のおばさんに、ボッタクリの投資信託を…←人気記事です!》
なんと、ヤツらが再び、私のおばさんに魔の手を伸ばし始めたのです。
また、お前らかっ!
くぬぅ、今度こそ、今度こそ、許さんぞっ!!!
数年前、その親戚のおばさんから相談を受けた私は、売りつけらた数多くのボッタクリ商品の全売却を強く勧め、どうしてもリスク資産を保有したいのであれば、低コストでまともな国際分散型のバランスファンド(投資信託)を一本だけ購入して保有し続けるのがよいのではないか、とアドバイスしました。
たとえ高齢者であっても、金融資産の一部を値動きがあるリスク資産で保有しておくことに、多少の意味はあるだろう……私はそう思っています。
(参考記事→いつまで資産運用(投資)を続けるのか)
ホントは、ネット証券等で販売手数料無料・低信託報酬の投資信託を購入するのが一番よいのですが、高齢者であるおばさんにとっては、インターネット上でお金のやりとりをすることに抵抗感が強かったようなので、いつも利用している銀行の窓口で買える商品の中で、最も低コストでまともなものを1本だけオススメしました。
多少の販売手数料はかかってしまいますが、購入チャンネルがそこしかないのなら仕方ありません。決して銀行サイドからは勧めてこなそうなファンドを保有していることが、おばさんの金融リテラシーを醸し出し、ひょっとしたら営業マンに対する牽制になるかもしれない、とも考えました。
おばさんは私のアドバイスに素直に従ってくれました。たまたま投資したタイミングもよかったので、かなり利益も乗っかっていたようです。
そんなおばさんから、先日、久しぶりに相談がありました。
内容は「銀行からの電話営業や訪問営業があまりにもしつこくてツラい」というものでした。
具体的には、「現在持っている投資信託に大きな利益が出ているので、利益確定し、今こそより高リターンの期待できる別の投資信託に乗り換えるべきです」というような営業だそうです。
電話営業だけでなく、何度もしつこく複数人で自宅にやってきては、長時間にわたって、ゴリ押し営業をかけてくるらしいのです。
私はその銀行の勧めてくる乗り換え候補の投資信託をすべて調べてみましたが、どれもハイリスクのろくでもない商品で、現在おばさんが保有しているものよりもはるかに高コストでした。
彼らの目的は、明らかに投資信託買い替え時の販売手数料です。信託報酬の低い投資信託を保有し続けられても、ほとんど儲からないので、顧客(カモ)に次から次へと投資信託を乗り換えてもらい、その都度販売手数料を毟り取るのが、彼らの高齢者向けビジネスモデルなのです。
私はおばさんにその銀行からすべての資金を引き上げるような提案もしたのですが、それはできないそうです。また、リスク資産も一定額は保有していたい、とのことでした。
そうですか。。
それなら仕方ない。私の出番ですね。
私はおばさんの営業担当者に電話をかけました。
そして、電話口に登場した担当者に私は、
「お前さんら、相変わらず、高齢者つかまえてあくどい商売やってんなぁ。。。
まともなファンドを持ってる人間に、『今こそより高リターンの期待できる別の投資信託に乗り換えるべきです』だと?コラァ!!期待できる高リターンってのは、お前らにとっての手数料のリターンだろうがっ!
そもそも、てめえらの勧めてきた乗換え候補のファンドのリターンを見たんかい!?いま持ってるファンドにすら劣ってるのに、何が『より高リターンが期待できますぅ~』だ!ボケナスがっ!!そのくせリスクだけはやたらと高くて、販売手数料と信託報酬は倍以上じゃねぇか!?んおぉぉ?!
おっ?おっ?おおっ??そんなことも分からねぇで、売りつけようとしてたんかいっ??
これはボッタクリってヤツだよな??悪徳焼畑回転営業だよなぁ!??
違うか?違うか?ち・が・う・の・か・い?
おぉ、あれだよな。そんだけしつこく勧めてくれるんだから、その後のリターンを責任持って保証してくれるんだろうな??
はっ????なんだと、このやろう!どうせ都合悪くなったら、担当者が代わるんだろっ?えっ、えっ?コラっ、コラっ、コラコラコラぁぁ!!!!!
だったら、最初から余計なモン売りつけようとするんじゃねえ!このタコがっ!!
二度と、、二度と余計なボッタクリ商品勧めてくるんじゃねぇぞ!
ふっ、・・まぁいいや、どうせまた別のヤツを送り込んでくるんだろうよ。
こっちはなぁ、おまえら銀行がそういうところだってことは分かってんだよ!
俺は何回でもてめえらを撃退してやるからな、10回でも100回でも1000回でも、なぁ~んかいでもしつこくしつこくしつこく撃退してやるからなぁ。ハァ、ハァ、ハァ。。
もう次からは電話だけじゃ、すまさねぇ!直接乗り込んで、てめえらのツラを拝みながら、4時間でも5時間6時間でも7時間でも8時間でも9時間でも10時間でも11時間でも12時間でも13時間でも14時間でも15時間でも16時間でも17時間でも、ずっと、ずっと、ずうぅぅぅぅぅぅっと、たたみかけてやるからなぁ。
へっ、へっ、へぇぇ~~!!ふぁっ、ふぁぁぁ~~~~!!!!だっただぁぁぁっだぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
という意味のことを、オブラートに包んで、とても丁寧な言葉で受話口に送り込みました。
途中、何回か電話の相手が換わりましたが、その都度同じような意味のことを丁寧な言葉で伝えました。
銀行の末端で投資信託などを販売している担当者は、しっかりとした金融知識を持っていることが少なく、ボッタクリ商品を売りつけていても、自分では良い行いをしていると洗脳されていることが多いようです。
その悪事に気づいてしまった銀行員がいると、仕事を辞めたり、別の部署に異動させられたりするのでしょう。カルト教団において、ひたすら教義を深く信仰しているだけの素直な人が末端信者に多いことと似ています。
だから、ヤツらは常に無知でフレッシュな刺客をおくり続けてくるのです。
ふむ、よかろう!面白い。
何度でも受けて立とう!!
私も皮肉な厭味のレパートリーを増やして、再戦の機会を待とうじゃないか。
【参考関連記事→『銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術』(高橋忠寛著)を読みました(感想・レビュー)】

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