いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

SMTインデックスバランス・オープンについて(評価・解説)

「SMTインデックスバランス・オープン」の販売が始まりましたね。
よいバランスファンド(投資信託)だと思いますよ。低コストで世界中の株式・債券・リート(不動産)に分散投資できる優れモノです。

このファンド1本で、これまでのいわゆる8資産(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート)に新興国リートを加えた9資産に投資できます。

インデックスバランス
三井住友トラスト・アセットマネジメントHP より)



◎これ1本だけでリスク資産への投資が完結!


株式40%・債券40%・リート20%で、それぞれのアセットクラス内はGDP(国内総生産)比率を基準に配分されているようです。新興国やリートの比率がやや高めなところは、好みの分かれるところだと思います。

eMAXISバランス(8資産均等型)のように、同じSMTシリーズの9資産をそれぞれバラで購入した場合の加重平均信託報酬よりも、これ一本にまとめた方が信託報酬は安上がりになるところがGOODです。

もしも私が、「リスク資産への投資を、どれか一つだけの金融商品に絞り込んで選べ」と言われたら、これを選ぶかもしれません。

しかし、実際にメインの積立投資ファンドをこのSMTインデックスバランス・オープンに乗り換えるのかといえば、今のところ、その予定はありません。



◎個人的な優先順位を確認


私がリスク資産に投資し、その管理を行う際に理想としている条件は、

1.手間をかけずにシンプルに管理したい
2.幅広く分散したい
3.低コストで投資したい
4.主力は株式にしたい
5.でも、多少はいじくる余地を持っていたい


の5つです。
(参考記事→理想のリスク資産管理条件


現実的にはすべての理想条件を満たすことはできないので、最大公約数的に考えて決断・選択をすることになります。

結果として、(邪道ながら)バランスファンドに個別アセットのファンドを組み合わせて投資を行っている私には、資産配分が勝手に変わっていくバランスファンドだと、ちと困ります。GDP比率やら時価総額比率やらの変更に伴って、バランスファンド内の資産配分が変わってしまうと、自分でコントロールしたり、計算するのが面倒になってしまうからです。

だったら、最初から個別アセットのファンドを組み合わせておけばいいのですが、それはそれで面倒くさい。ってことで、私は現在のリスク資産管理方法に落ち着いているワケです。
(参考記事→私のアセットアロケーション



◎ほどほどに行きましょう


もしも私が、個別アセットのファンドをバラで購入して組み合わせるなら、基本4資産だけとかにするかもしれません。VTと国内債券のみにする可能性だってあります。

自分が現在8つものアセットクラスに投資しているのは、たまたま使い勝手のよいeMAXISバランス(8資産均等型)という投資信託が存在しているからであって、「なんとしてもリートに投資したい!」だとか「新興国の債券は外せない!」というような理由ではないのです。

だから当然、「新興国リートのインデックスファンドが出たらしいね。せっかく、新しいアセットクラスにも投資できるようになったんだから、投資しなきゃ!機会損失だよ」みたいな考えはありません。

ほどほどに分散できて、ほどほどに低コストで、なるべく簡単に管理できれば、それで十分なのです。

私のアセットアロケーションの決定要因なんて、その程度のものです。
(※無リスク資産との比率には気を遣いますけどね…→無リスク資産の必要額

資産配分は、GDP比率でも、時価総額比率でも、均等配分比率でも、それぞれの良さがあると思うので、好みのものを選べばいいでしょう。どれが一番いいのかは、ゴールのタイミングや運によって大きく左右されるので、コストが低ければ、(事前の判断要素としては)どれも同じようなものだと思います。


今回紹介したSMTインデックスバランス・オープンは、間違いなく良い金融商品だと思いますが、自分の知人の投資初心者にこのファンドを勧めるかどうかは、その人のネットリテラシーやキャラクター次第です。

普通の人には、セゾン投信のバンガード・グローバルバランスファンドあたりのほうが無難な気もします。
(参考記事→投資初心者にセゾン投信をオススメする理由


と、まぁ、完全に個人的な思考と事情に基づいてゴチャゴチャと記事を書いてしまいましたが、リスク資産への投資を、どれか一つだけの金融商品に絞り込んで選ぶなら、SMTインデックスバランス・オープンは、悪くない選択肢の一つだと思いますよ。


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約19年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BSテレ東マネーの学び:2022年10月13日
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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