2014
Sep
20
職場の同僚から投資や保険に関する質問を受けることが増えてきた
職場内で、なぜか「ちょっと投資に詳しいキャラ」に仕立てあげられてしまった私のところには、投資などに関する質問や相談が集まってきます。
(同僚たちには、このブログの存在はバレていない、ハズですが・・)
ランチタイムに、年金の運用状況やアベノミクスについて質問を受けたり、仕事を終えた帰り際に、同僚の契約している生命保険や医療保険の無駄のチェックを依頼される、なんて具合です。
(参考記事→アベノミクスの行く末はハイパーインフレからの財政破綻?)
(同僚たちには、このブログの存在はバレていない、ハズですが・・)
ランチタイムに、年金の運用状況やアベノミクスについて質問を受けたり、仕事を終えた帰り際に、同僚の契約している生命保険や医療保険の無駄のチェックを依頼される、なんて具合です。
(参考記事→アベノミクスの行く末はハイパーインフレからの財政破綻?)
◎トイレでこっそりと・・
トイレで突然、ヒソヒソ声で、「実はさぁ、数年前に買って、元本の半値になったまま塩漬けになってる投資信託があるんだけど、どうすればいいかなぁ?」、なんて相談(告白?)を受けたこともあります。用を足している最中に、耳元で囁かれたときには、ドキリとしました。
(あれは、一度も会話したことのない無口な同僚とトイレで二人きりで用を足しているときに、突然「私、見たんですよ」と言われ、「へぇ、何をですか?」と爽やかに返したら、「UFOです。あれはきっと無人偵察機ですよ」と言われたとき以来の衝撃でした。)
景気のいいときに、銀行や証券会社から勧められるままに買った株式やテーマ型などの投資信託を塩漬けのまま保有している人は意外に多い印象を受けます。投資になんて縁も興味なさそうな真面目な人が、勉強もせずに勢いで買ってしまい、その後どうすることもできずに、「実は私・・」なんて告白(相談)されることがよくあるのです。
お金に関して、誰にも相談できずに悶々と悩んでいる人は意外に多いのかもしれません。
◎本当に良心的なアドバイスは商売にならない
もちろん、私は報酬なんぞはもらわず、個人的な意見を述べるだけなのですが、つくづく思うことは、お金まわりのことで、相手のためを思ってアドバイスをするような商売は儲からないだろうなぁ、ということです。
例えば生命保険なんかだと、無駄な特約を外したり、同じような保障内容をより低コストの商品でカバーすることで、けっこう簡単にそれなり金額の節約が可能となります。
しかしながら、低コストの良品は利幅も少ないであろうことは容易に想像がつきます。
「売り手の損は、買い手の得。売り手の得は、買い手の損」という悲しい原則が、金融商品にもほぼそのまま当てはまるのです。
(参考記事→クレジットカード会社はどうやって儲けているのか)
よく同僚や知人から、
「なんかファイナンシャルプランナーみたいだね。もうそれを仕事にしちゃえば!」
なんてことを言われるのですが、
「いやいや、これを商売にしちゃったら、家族を養うために利益を得るべく、相談者(あなた)からぼったくる必要がでてくるから、いいアドバイスはできなくなるよ。それに、ファイナンシャルプランナーって、“節約アドバイザー”じゃないしね」
なーんて答えています。
残念ながら、Win-Winの関係なんて、そうそうあるものではないのです。
もちろん、良心的なアドバイスを適正価格で提供しているファイナンシャルプランナーさんも知っていますが、そんな人はごく少数派であることも事実です。
(その少数派FPさんには、心から敬意を表します。)
◎お金に関するアドバイスは相手を見てほどほどに・・
ただ私は、「お金」に関して他人にアドバイスをする際は、あくまでも自己責任を強調することを忘れず、決断を促すようなこともせず、自分の価値観を押し付けることもしないように細心の注意を払っています。
また、相手が仕事上の失敗の責任をすぐに他人に押し付けるようなタイプの場合は、やんわりとはぐらかしてアドバイスしないこともあります。そういうタイプの人にお金のアドバイスするのは色々な意味で怖いですから。。
当然、知らない人からの相談や質問にも安易に回答しないようにしています。
いくら自己責任が原則といっても、教えた投資商品で含み損を抱えて恨まれたり、保険の節約ができて本人は喜んでいても、その家族に怪しまれたりするリスクを背負ってまで、無理にアドバイスすることはないですよね。
まぁ、そもそも、私ごときが、そんなにたいしたアドバイスができるわけでもないのですが・・

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