2013
Feb
13
インデックス投資ってなに?
前回の記事で書いたように、自分なりに熟慮した結果として、私はインデックス投資を資産形成のメイン手段とすることに決めました。
インデックス投資とは、資本主義の永続や景気の循環などを前提として、短期予測は行わずに世界中の株式や債券などに分散投資し、長期的に見て市場の平均値を取りにいく(世界経済の成長を取り込む)投資法です※1。
(当たり前のことですが、この投資法が唯一の正解というわけではありませんし、必ず儲かる保証もありません。)
明確な定義があるのかどうかは知りませんが、私はそのように理解・認識しています。
インデックス投資とは、資本主義の永続や景気の循環などを前提として、短期予測は行わずに世界中の株式や債券などに分散投資し、長期的に見て市場の平均値を取りにいく(世界経済の成長を取り込む)投資法です※1。
(当たり前のことですが、この投資法が唯一の正解というわけではありませんし、必ず儲かる保証もありません。)
明確な定義があるのかどうかは知りませんが、私はそのように理解・認識しています。
この方法を資産形成のメイン手段に選んでいる人間としては、もう少し詳しく「インデックス投資とは何なのか?」ということに触れずには、これ以上ブログを書き進めることはできません。
特に私の場合、ブログを書き始めた動機を考えても、最初のうちに、この話題に触れなければならないと勝手に思っています。
しかしながら、「そもそも○○とは……」という学校の授業のような文章は、書いていてもツマラナイものです。書き手がツマラナイものなんて、読み手にとってはもっとツマラナイでしょう。
しかも、このブログを読んでくださる方の多くは、既にそんなことはご存じだと思います。そんなことを、ましてや私の下手クソな文章で綴るとなると、書き手も読み手も罰ゲームとしての般若心経写経、いや鼻からワサビ投入、いや日光直視のようになってしまいそうなので、大手ゼネコンよろしく丸投げを使わせてもらうことにしました。
インデックス投資の基本について、もう少し詳しく知りたいという方は、以下のブログ記事とウェブサイトをご覧ください(どちらも実践ガイドのようなカンジです)。
◇インデックス投資界の№1ブロガー・水瀬ケンイチさんが、インデックス投資の基本を分かりやすくまとめてくれた記事
→「インデックス投資の具体的方法 8ステップ」
(サラリーマン個人投資家でありながら、本を出版したり、『ダイヤモンド・オンライン』でコラムを連載したりするスゴい人のブログ記事です。)
◇個人投資家のための、まじめな投資応援サイト『myINDEX(わたしのインデックス)』の投資の勉強
→「インデックス投資のはじめ方」
(このサイトには、他にも「投資の勉強・基本編」など、メチャクチャ勉強になる内容が分かりやすく無料で公開されています。)
要するに、
手間がかからない・幅広く分散できる・低コストである・リスクをコントロールしやすい・誰にでもすぐに実践できて、ド素人でもプロと同等かそれ以上の結果を残せる投資法
であるということです。
※後日、自分の言葉で、もう少し詳しく一本の記事にしてみました。
↓
インデックス投資とは
また、水瀬ケンイチさんも記事の中で「年金基金や信託銀行、生命保険会社などの機関投資家の間では、スタンダードな投資法」と述べているように、間接的にはほとんどの国民はインデックス投資をしているのです。
内容を理解し、リスクをコントロールしながら付き合うことができれば、決して危険なギャンブルなんかではありません。
もちろん、インデックス投資では大儲けはできないでしょう(平均を上回ることはできない)。面白みもありません。
また、ダメ企業も買い支えてしまうなどの問題点もありますが、他にもやるべきことが多々あり、投資に時間を割けない只者の私には、個別株式の売り買いをしてインデックス(世界中の投資家やプロたちがしのぎを削っている市場の平均値)に勝ち続けることは不可能だと考えています。
経済や景気の見通しについて、自分よりも明らかにアタマが良くて知識も経験も豊富な識者たちがそれぞれ異なった考え(ときには対極を構え、かつどちらも説得力がある)を持っていることを見ても、将来の不確実性を痛感させられます。
世には諸説ありますが、私には、この先どうなるのかはもちろん、例えば現状が本当の意味で円安なのか円高なのかすらよく分かりません(勉強すればするほど分からなくなってきます)。
結局は、どうなってもそれなりに資産を保全できると思える割合で、アセットや通貨を分散しておくことしかできないのです。
※1 インデックスファンドやETF(上場投資信託)を使った短期売買(ETFなら信用取引も)などもできないことはありませんが、そういう投資スタイルをとる人は少数派のインデックス投資家の中でも、さらにごく少数派であると考えられるので、個人的な定義からは除外してあります。
【続編記事】→インデックス投資もけっこうアクティブへ

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