2014
Jul
12
投信ブロガーが大暴落という篩(ふるい)にかけられるとき
昨年の1月からブログを書き始めた私は、この(投信ブログ)界隈では、ブロガーとしてまだ新参者の部類に入ると思っています。
資産形成のために「国際分散インデックス積立投資」を実践し始めたのは9年ほど前なので、投資暦自体はこの界隈でもやや古参かもしれませんが、とにかくブロガーとしての私は2年目のケツの青さが拭えません。
しかも私がブログを書き始めた2013年1月といえば、2012年末から効果が出始めたいわゆる「アベノミクス相場」の恩恵をモロに受け始めた頃なので、(買いから入るような)スタンダードなやり方であればどのような投資方法であっても大きな利益が得やすい時期でした。
(関連記事→投資判断の的中は、実力なのか、運なのか?)
あくまでも個人的な備忘録として書き始めたブログなので、執筆動機に相場環境は関係ないのですが、それでも潜在意識のどこかで、好調な相場環境の「気持ちよさ」がブログ執筆開始に影響していた可能性は拭えません。
資産形成のために「国際分散インデックス積立投資」を実践し始めたのは9年ほど前なので、投資暦自体はこの界隈でもやや古参かもしれませんが、とにかくブロガーとしての私は2年目のケツの青さが拭えません。
しかも私がブログを書き始めた2013年1月といえば、2012年末から効果が出始めたいわゆる「アベノミクス相場」の恩恵をモロに受け始めた頃なので、(買いから入るような)スタンダードなやり方であればどのような投資方法であっても大きな利益が得やすい時期でした。
(関連記事→投資判断の的中は、実力なのか、運なのか?)
あくまでも個人的な備忘録として書き始めたブログなので、執筆動機に相場環境は関係ないのですが、それでも潜在意識のどこかで、好調な相場環境の「気持ちよさ」がブログ執筆開始に影響していた可能性は拭えません。
◎風見鶏ブロガー??
自分が好調な相場に浮かれて書き始めただけの“風見鶏ブロガー”なのか、「国際分散インデックス積立投資」の本質とダウンサイドのリスクをキチンと理解できている“投信ブロガー”なのかは、不調な相場の時期になってみないと分からないと思います。
今後も、10年20年と投資やブログを続けていれば、「大暴落」と呼べるような強烈なリスク資産の下落に見舞われる機会が必ずあるでしょう。
そんなときには、投資をやめる人もでてくるでしょうし、ブログ更新が止まってしまうブロガーもいるはずです。
2008年のリーマンショック以降の金融危機のときには、そういう事例をたくさん見ました。
(関連記事→暴落がこわい)
なかには、やたら騒ぎ立てて他人に八つ当たりしたり、自分の投資スタンス変更を正当化するために、インデックス投資家をバカにして攻撃したりする人もいました(他人を自分の投資スタンス変更の道連れにしようとする人もいました)。それまでインデックス投資家だったり、自分でブログを書いていた人でさえ、そうなることがありました。
暴落後の低迷相場でも、しばらくそのような傾向は続いたように記憶しています。
そういう意味では、大暴落は投信ブロガーの篩(ふるい)になるのかな、と思っています。
ブロガーだけでなく、当然、個人投資家への篩にもなるはずです。

◎ダウンサイドのリスクもキチンと含んでおこうね
まぁ、投資もブログ執筆も個人の自由ですが、できることなら私は10年20年とマイペースに投資もこのブログも続けたいと考えています。
自分が篩(ふるい)にかけられたいがために(そして、そこで脱落しないことを証明するために)、早いうちの暴落を期待するなんて不謹慎な思いはありませんが、いつかはそのようなこと(暴落)が必ずやってくるという前提を忘れてはならないと肝に銘じてはいます。
また、ブロガーに限った話ではなく、すべての投資家が肝に銘じておかねばならないのは、
リスク資産に投資していれば、たとえ分散投資であっても(投資先にもよりますが)、一時的には投資元本が半分以下になるようなこともある
ということでしょう。
好調な相場環境しか経験していない人は、そのことをしっかり含んでおく必要があると思います。その前提を受け入れられない人は、投資なんぞしてはいけませんね。
(関連記事→最悪の状況をどこまで想定するのか)

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