2020年07月
2020年07月29日
妄想のエア投資家と呼ばれて
フジサンケイグループ傘下の出版社である扶桑社のインターネットサイト『HARBOR BUSINESS Online(ハーバービジネスオンライン)』に、私のインタビュー記事が掲載されています(当記事文末にリンクあり)。

※HARBOR BUSINESS Onlineの該当ページをキャプチャ
・・このブログを読んでくださっているような方にとってはお馴染みすぎる内容の記事だと思うのですが、ヤフーニュースの目立つ場所に転載されたことで、いつもとは違う反応もありました。
信憑性ゼロ、エア投資家、ド素人の信仰、アホールドだのとディスりコメントが並び、シジミチョウの羽のように繊細な私の心は大いに傷つきました※。
また、私が15年続けている国際分散インデックス投資のパフォーマンスが年率平均で5%くらいだったことに対する反応も(嘘だ!とか少なすぎる!とか)色々とあって興味深かったので、それについても別途ブログ記事にしてみようと思います。
※傷ついたというのはもちろん冗談です。時間が経つにつれてまともなコメントも増えたように見えますし、ヤフーニュースなどに転載されると大抵いつも同じような状況になるので、こういうのはもう慣れっこです(今回は時間の経過とともになぜかディスりコメントのいくつかが削除されたりしていましたが)。

※HARBOR BUSINESS Onlineの該当ページをキャプチャ
・・このブログを読んでくださっているような方にとってはお馴染みすぎる内容の記事だと思うのですが、ヤフーニュースの目立つ場所に転載されたことで、いつもとは違う反応もありました。
信憑性ゼロ、エア投資家、ド素人の信仰、アホールドだのとディスりコメントが並び、シジミチョウの羽のように繊細な私の心は大いに傷つきました※。
また、私が15年続けている国際分散インデックス投資のパフォーマンスが年率平均で5%くらいだったことに対する反応も(嘘だ!とか少なすぎる!とか)色々とあって興味深かったので、それについても別途ブログ記事にしてみようと思います。
※傷ついたというのはもちろん冗談です。時間が経つにつれてまともなコメントも増えたように見えますし、ヤフーニュースなどに転載されると大抵いつも同じような状況になるので、こういうのはもう慣れっこです(今回は時間の経過とともになぜかディスりコメントのいくつかが削除されたりしていましたが)。
2020年07月25日
バブルの見極め方と対策
自分の気の持ちようだったりアンテナの張り具合のせいなのかもしれませんが、こころのところ「バブル」に対する見方やら予測やら考察やらを見かけることが増えてきたような気がします。

バブルとは「泡(あわ)」のことです。が、マーケットにおいてその言葉が使われるときは、株式や不動産などのリスク資産の時価が実態以上に(まるで泡のように)膨れ上がっている状態を指します。
そして、最近も、
・各国の金融緩和に後押しされたバブルがやってくるぞ
・いや、今こそがすでにバブルでこれから崩壊が始まる
・コロナショックでガス抜きされたから当分バブルはない
・ニューノーマルなマーケットにバブルなんて存在しない
と、まあ、様々な見方や意見があったりするわけです。

バブルとは「泡(あわ)」のことです。が、マーケットにおいてその言葉が使われるときは、株式や不動産などのリスク資産の時価が実態以上に(まるで泡のように)膨れ上がっている状態を指します。
そして、最近も、
・各国の金融緩和に後押しされたバブルがやってくるぞ
・いや、今こそがすでにバブルでこれから崩壊が始まる
・コロナショックでガス抜きされたから当分バブルはない
・ニューノーマルなマーケットにバブルなんて存在しない
と、まあ、様々な見方や意見があったりするわけです。
2020年07月18日
つみたてNISA5年延長の詳細について、金融庁やメディアがあまり触れなかった理由を考察
つみたてNISA(と一般NISA)を5年間延長する法律が国会で成立しました。
昨年末、2037年に終了するはずだったつみたてNISAの投資可能期間が、5年間延長されて2042年までになる税制大綱が発表されました。んで、その内容を理解したとき、私は喜びました。
なぜなら、2018年の制度スタート時から利用している私のような投資家も、延長された5年の投資可能期間を利用できるというものだからです。
2037年までに投資してきた資金は20年の非課税期間を終える度に課税口座に払い出されるものの、2038年以降の5年間に新たな200万円(40万円×5年)の投資資金用の非課税枠が利用できるのです。
つみたてNISAの投資可能期間はいつはじめても最大20年だとばかり思っていた私は、これはグッドニュースだと思い、ツイッターで呟いたり、詳細をブログ記事にしたりしました。
【当該記事:つみたてNISA既利用者も投資可能期間5年延長…ジュニアNISA廃止も資金拘束撤廃…新NISA誕生】
上記のネタに対しては、つみたてNISA利用者からはけっこう大きな反響がありました。
ところが、です。
その後、そのネタを取り上げた記事を書くブロガーはごく少数、専門家やメディアもしばらくは詳しく書きませんでした。
で、その「しばらく」の間、私は少しずつ不安になっていきました。
昨年末、2037年に終了するはずだったつみたてNISAの投資可能期間が、5年間延長されて2042年までになる税制大綱が発表されました。んで、その内容を理解したとき、私は喜びました。
なぜなら、2018年の制度スタート時から利用している私のような投資家も、延長された5年の投資可能期間を利用できるというものだからです。
2037年までに投資してきた資金は20年の非課税期間を終える度に課税口座に払い出されるものの、2038年以降の5年間に新たな200万円(40万円×5年)の投資資金用の非課税枠が利用できるのです。
つみたてNISAの投資可能期間はいつはじめても最大20年だとばかり思っていた私は、これはグッドニュースだと思い、ツイッターで呟いたり、詳細をブログ記事にしたりしました。
【当該記事:つみたてNISA既利用者も投資可能期間5年延長…ジュニアNISA廃止も資金拘束撤廃…新NISA誕生】
上記のネタに対しては、つみたてNISA利用者からはけっこう大きな反響がありました。
ところが、です。
その後、そのネタを取り上げた記事を書くブロガーはごく少数、専門家やメディアもしばらくは詳しく書きませんでした。
で、その「しばらく」の間、私は少しずつ不安になっていきました。
2020年07月11日
実はもうオールカントリー1本、株式100%でもいいと思ってる
投資期間が長くなるほど、株式クラスだけを保有しているほうが大きく勝つ可能性は上がっていくはず。値動きに耐えることができるなら、リスク資産の100%が株式というのは合理的だ……
私はこれまで、そのように述べつつも、自分自身は他のアセットクラスへも分散投資をしているし、そこそこ低コストで国際分散してあるなら、どんな資産配分(アセットアロケーション)でもいいと思う、とも書いてきました。
【参考記事:株式100%のポートフォリオでいい、という主張はおそらく正しい】
つまり、本人なりに納得感があり、心地よく投資を継続できるなら、株式100%だろうが50%だろうがなんでもいいということです。
ところが、一昨年(2018年)に「ある金融商品」が発売されたことで、もうリスク資産はその商品だけ(株式100%)でも充分だよなぁ、という考えもかなり現実的になってきています。
私はこれまで、そのように述べつつも、自分自身は他のアセットクラスへも分散投資をしているし、そこそこ低コストで国際分散してあるなら、どんな資産配分(アセットアロケーション)でもいいと思う、とも書いてきました。
【参考記事:株式100%のポートフォリオでいい、という主張はおそらく正しい】
つまり、本人なりに納得感があり、心地よく投資を継続できるなら、株式100%だろうが50%だろうがなんでもいいということです。
ところが、一昨年(2018年)に「ある金融商品」が発売されたことで、もうリスク資産はその商品だけ(株式100%)でも充分だよなぁ、という考えもかなり現実的になってきています。
2020年07月07日
経済紙やマネー誌とは異なる情報発信だとJBpressで紹介されています
2020年07月04日
17.7兆円の損失を出した年金運用だけど、実はけっこう上手く運用してる
「私たちの年金がギャンブルに利用され、消えている!」
「大切な年金の運用では、絶対に損失があってはならないんだ!」
「政府は年金積立金を公共事業にバラまいたり、不正流用してるらしい……」
年金積立金の運用成績がある一定期間マイナスになると、そのことをメディアが大々的に報じ、庶民は「けしからん!」と不満の声を上げ、変な噂が流れたりもします。
んでも、長期・国際分散・低コストの運用を実践している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、コロナショックでヤラれているような多くの個人投資家よりもはるかに上手な運用をしているのです。
「大切な年金の運用では、絶対に損失があってはならないんだ!」
「政府は年金積立金を公共事業にバラまいたり、不正流用してるらしい……」
年金積立金の運用成績がある一定期間マイナスになると、そのことをメディアが大々的に報じ、庶民は「けしからん!」と不満の声を上げ、変な噂が流れたりもします。
んでも、長期・国際分散・低コストの運用を実践している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、コロナショックでヤラれているような多くの個人投資家よりもはるかに上手な運用をしているのです。
2020年07月01日
コロナショックを受けて3月にリバランス買い…2020年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察)
今年上半期の自分のアセットアロケーションやポートフォリオなどを確認しておきます。
基本的には「ほったらかし」なのですが、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなってしまいそうなので。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)
基本的には「ほったらかし」なのですが、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなってしまいそうなので。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)