2020年04月
2020年04月25日
コロナ・ショック緊急インタビューを受けました
2020年04月22日
『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!』(井戸美枝著)を読みました
井戸美枝さんの著書をいただきました(恐縮にござりまする)。

タイトルを見ると「老後のお金にまつわる答え」だけが書いてあるような印象を受けますが、そんな都合のいい本はありません。仮に答えだけが書いてある本があったとしても、その根拠が書かれてなければ納得するのは難しいでしょう。
この本でも、一般論を提示し、アンケート結果を見せ、読者に簡単な記入ワークのようなこともさせながら、「自分の金融資産や家計の状況を把握しコントロールできるようにして、年金制度を理解しつつ使いこなし、老後に必要なお金が足りなくなりそうなら効率的な対策をしようよ」という当たり前のことが書いてあります。
結局、答えは自分で導き出すしかない、ということですね。

タイトルを見ると「老後のお金にまつわる答え」だけが書いてあるような印象を受けますが、そんな都合のいい本はありません。仮に答えだけが書いてある本があったとしても、その根拠が書かれてなければ納得するのは難しいでしょう。
この本でも、一般論を提示し、アンケート結果を見せ、読者に簡単な記入ワークのようなこともさせながら、「自分の金融資産や家計の状況を把握しコントロールできるようにして、年金制度を理解しつつ使いこなし、老後に必要なお金が足りなくなりそうなら効率的な対策をしようよ」という当たり前のことが書いてあります。
結局、答えは自分で導き出すしかない、ということですね。
2020年04月18日
上げ相場でリバランス売りをしといてよかった
リバランスとは、国際分散インデックス投資※を続けていく中で、一定の期間(や乖離率)ごとに、最初に決めた資産配分(アセットアロケーション)比率よりも上がっているものは部分売却し、下がっているものは買い増して元に戻すことです(※参考:インデックス投資とは)。
年に一回、必要があればする、というくらいの感じでしょうか。
その主目的はリスクコントロールなのですが、投資しているリスク資産(株式や債券など)の時価や為替などの上下循環(下がってもまた上がるし、上がってもまた下がること)を前提とすれば、リバランスの売り買いは長期的には高パフォーマンスに寄与します。
※下がっているものを買うだけの「買い増しリバランス」ってのもあります。
年に一回、必要があればする、というくらいの感じでしょうか。
その主目的はリスクコントロールなのですが、投資しているリスク資産(株式や債券など)の時価や為替などの上下循環(下がってもまた上がるし、上がってもまた下がること)を前提とすれば、リバランスの売り買いは長期的には高パフォーマンスに寄与します。
※下がっているものを買うだけの「買い増しリバランス」ってのもあります。
2020年04月11日
預金封鎖にはどのような対策をすればいいのか?
新型コロナウィルスの感染状況やその対応、また実生活や経済への影響などを懸念してか、マーケットが乱高下しています。
それに伴い「預金封鎖 対策」とか「デノミ 日本」というようなキーワード検索で当ブログを訪れる人も増えています。
数年前(2015年)にNHKのテレビ番組で預金封鎖に関する特集があったときも、メールフォームを通じて「預金封鎖の可能性はどのくらいあると考えていますか?」とか、「虫とりさんは、預金封鎖にはどのように備えていますか?」というような問い合わせがあったことを思い出しました。
「預金封鎖」とは、我々が銀行に預けてあるお金が一定期間引き出せなくなることで、実際に戦後の日本でも政府によって行われました。そして、預金残高の一部に課税が行われたのです。富裕層であるほど大きく課税(没収)され、「ある日突然、銀行預金の残高が消える」という事態になりました。
それに伴い「預金封鎖 対策」とか「デノミ 日本」というようなキーワード検索で当ブログを訪れる人も増えています。
数年前(2015年)にNHKのテレビ番組で預金封鎖に関する特集があったときも、メールフォームを通じて「預金封鎖の可能性はどのくらいあると考えていますか?」とか、「虫とりさんは、預金封鎖にはどのように備えていますか?」というような問い合わせがあったことを思い出しました。
「預金封鎖」とは、我々が銀行に預けてあるお金が一定期間引き出せなくなることで、実際に戦後の日本でも政府によって行われました。そして、預金残高の一部に課税が行われたのです。富裕層であるほど大きく課税(没収)され、「ある日突然、銀行預金の残高が消える」という事態になりました。
2020年04月04日
わりかん保険って何だ?…保険料「後払い」のがん保険!?
これまでになかった「透明性が高く、加入者同士の助け合いが実感しやすそうな」保険の発売を、主要な全国紙が一斉に取り上げて話題を集めたのは今年(2020年)1月下旬。
今さら遅いかもしれませんが、たまに保険ネタを扱うブロガーとして(また、過去には某マネー誌から保険ネタで取材を受けた変わり者として)、私も「わりかん保険」に触れておくことにしました。

※justInCaseのウェブサイトより(クリックで拡大)
一部の保障に限定されたものではありますが、「わりかん保険」は保険本来のかたちというか、そのあるべき仕組みを考えるうえで非常に参考になると思います(保険料はかなり安いので、保険会社は儲かりそうにありませんが…)。
※念のため最初に確認しておくと、「保険料」とは加入者が支払ういわゆる“掛け金”。「保険金」とは保険会社から加入者が受け取るお金です。
今さら遅いかもしれませんが、たまに保険ネタを扱うブロガーとして(また、過去には某マネー誌から保険ネタで取材を受けた変わり者として)、私も「わりかん保険」に触れておくことにしました。

※justInCaseのウェブサイトより(クリックで拡大)
一部の保障に限定されたものではありますが、「わりかん保険」は保険本来のかたちというか、そのあるべき仕組みを考えるうえで非常に参考になると思います(保険料はかなり安いので、保険会社は儲かりそうにありませんが…)。
※念のため最初に確認しておくと、「保険料」とは加入者が支払ういわゆる“掛け金”。「保険金」とは保険会社から加入者が受け取るお金です。