いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

テレビ出演の影響(その1・一喝編)【投資に対する世間のイメージ】

数年前、個人投資家としてNHKのテレビ番組に、ちょこっとだけ出演したことがあります。たしか、「うまい話に騙されないために」というような題名で、普通の個人が怪しい金融商品にボッタクられたり、極端な投資法に手を出して失敗したりしないように、しっかりとした金融リテラシーと情報ネットワークを持とう!というような内容の番組でした。私の出演そのものは、ほんの数秒であり、「あんまり欲をかき過ぎても、ロクなことには...

最悪の状況をどこまで想定するのか【投資の前提(その2)】

前回の記事では、「景気や株価は必ず上下するものの、地球規模の経済は長期的には成長するはずだ」というような、投資をするにあたっての個人的前提について書きました。ただ、「虎の子」を元本保証なしの世界に投じる行為の前提がそれだけでよいはずはなく、さらに色々なことを考えました。そうすると、どうしても「最悪の状況をどこまで想定するのか」というような問題に行き着いてしまいます。ここでいう「最悪の状況」というの...

予測をしないインデックス投資家の予想【投資の前提(その1)】

前々回の記事の最初に、自分なりに理解しているインデックス投資の定義のようなものをエラそうに書いてしまいました。↓「インデックス投資とは、資本主義の永続や景気の循環などを前提として、短期予測は行わずに世界中の株式や債券などに分散投資し、長期的に見て市場の平均値を取りにいく(世界経済の成長を取り込む)投資法です」と。「世界経済の成長を取り込む」だなんて大層なことを書きましたが、これにはいくつかの前提が...

インデックス投資もけっこうアクティブ

前回の記事では、インデックス投資の基本のようなことに触れました。しかしながら、実は、ひとくちにインデックス投資といっても、その細かい内容や実践方法は多岐に渡り、(安全資産を含む)資産配分や具体的な投資商品・方法が全く同じインデックス投資家はほとんどいないのです。インデックス投資家に共通しているのは、様々な指数と同じ値動きをするよう設計された金融商品であるインデックスファンドやETF(上場投資信託)※1...

インデックス投資ってなに?

前回の記事で書いたように、自分なりに熟慮した結果として、私はインデックス投資を資産形成のメイン手段とすることに決めました。インデックス投資とは、資本主義の永続や景気の循環などを前提として、短期予測は行わずに世界中の株式や債券などに分散投資し、長期的に見て市場の平均値を取りにいく(世界経済の成長を取り込む)投資法です※1。(当たり前のことですが、この投資法が唯一の正解というわけではありませんし、必ず儲...

なぜインデックス投資を選んだのか【投資を始めてみる(その2)】

前回の記事(「虎の子」を元本保証なしの市場に放り込む恐怖心【投資を始めてみる(その1)】)のつづき自分が汗水流して働いて得たお金を、元本保証のない金融市場に投じるのは怖い。かといって、「円」による預貯金だけを持っていることにもリスクはある。そのように考えた私は、とても悩みました。円だけでもダメ、ドルだけでもダメ、国内株式だけでもダメ、海外株式だけでもダメ、国内債券だけでもダメ、海外債券だけでもダメ…...

「虎の子」を元本保証なしの市場に放り込む恐怖心【投資を始めてみる(その1)】

生命保険会社が行っているような運用を、自分でやってしまおうと思ったのがきっかけで、私は「投資」することを検討しました。前回の記事で書いたとおり、生命保険会社の約束運用成果(自分の受け取り額)と、過去のMSCIコクサイ・インデックスでの運用結果を比較して、そう思うに至ったわけです。しかし、だからと言って、最初からインデックス投資(パッシブ運用)を選択しようと思ったわけではありません。頭をゼロベースに戻し...

お金の運用って、そんなに特別なものなの?(保険会社に資産運用を任せたらアカン!)【投資を始めたきっかけ・その4】

前回の記事(なんで保険会社は、受取額以上に支払えるの?【投資(資産形成)を始めたきっかけ(その3)】)のつづき保険会社が行っている「運用」とやらは、個人にはできない特別なことなのだろうかと疑問に思い、色々と調べてみた結果、私は保険会社が保険料から得ている手数料の高さに愕然としました。ハッキリとした数値は覚えていませんが、仮に30年前に先進国の株式市場の平均株価指数(MSCIコクサイ・インデックス)に投資...

プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約18年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BSテレ東マネーの学び:2022年10月13日
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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読みやすくてオススメの本

金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論

投資理論の基礎から実践まで学べる最高の教科書。→参考記事


改訂版 一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門

投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本。→参考記事


お金は寝かせて増やしなさい

投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレ。→参考記事


半値になっても儲かる「つみたて投資」

積立投資そのものを分析・解説している興味深い本。→参考記事


生命保険の罠

生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊。→参考記事

オススメのネット証券

楽天証券
管理人は個人型確定拠出年金(イデコ)でもここを利用。投信積立や残高で楽天ポイントがザクザク。キャッシュバックたっぷりの口座開設キャンペーンも多し。→参考記事

SBI証券
管理人もメインで利用中の最大手。低コストの商品が豊富で、月々100円からの積み立て投資に対応。投信保有ポイントサービスも高還元。個人型確定拠出年金(イデコ)も充実!

セゾン投信
リスク資産を1本の投資信託で管理したい人にオススメ。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる。→参考記事

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