いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

この道の先に明るい未来は見えるか

人間はどうしても目先の出来事に大きな影響を受けます。飛行機事故のニュースを見れば、飛行機で行く予定だった旅行の交通手段を自動車に変えたり(ホントは自動車のほうがはるかに事故の可能性が高いのに)、身近なところで事件が起きれば「最近はものすごく治安が悪くなってよね」とか言ってみたり(ホントは凶悪犯罪の発生率は下がっているのに)。まあ、人間は理屈よりも感情の影響を受けやすいので、仕方のないことです。私も...

投資の勝ち逃げは難しいと思う

私のような煩悩の塊である人間が20年近く投資を続けていると、なまじ相場に関する記憶がインプットされていくので、・あのときこれに全力投資していれば、今頃は億り人だったろうなぁ・あのタイミングであれを売らなければ、もっと儲かってたのになぁ・この資産クラスへの配分を多くしていれば、もっと効率的に資産が増えたのになぁというような「タラレバ」が頭をよぎることがあります。単なるコツコツ国際分散インデックス投資家...

いつまで資産運用(投資)を続けるのか

資産運用(投資)の目的は人それぞれだと思います。以前の記事に書いたように、私の場合は今のところ恥ずかしながら、「将来のために」だとか「今後、より良く生きるための選択肢を増やすために」などという漠然とした理由で資産運用(形成)をしています。で、今回は、それを私はいつまでどのように続けるのか、というお話です。結論からいうと・・※ブログ公開初期(10年前)の記事をアップデートして再掲しました。...

インデックス投資の結果なんて「なるようにしかならない」

私は日常生活でも仕事でも人間関係でも、ついつい「しょうもない」ことばかりを気にして、それをなんとかしようともがき、よく眠れなくなったり気疲れしやすいタイプなのです、実は。もちろん、そのお陰で(トレードオフで)、先回りして問題に対応できたり、トラブルを回避できたり、相手の立場に立って思考することで気づくことがあったりもする(と自分では思っている)のですが、無用なストレスや心配事をため込んで、精神的に...

相場の先行きを決めつけるのは怖いこと

ここ数年は、「株価はこのままの勢いで上げり続ける。特に米国株なら絶対にだ」「下がってもそれは一時的な調整だから借金しても買うべきだ」なーんていうような主張やつぶやきを、チラホラと見かけたりする地合いでした。また、一方で「中国のバブル崩壊からリーマンショックのような世界的な金融危機が起こる」「あのニュースは終わりの始まりの合図だ」などという説を唱える人もいたりします。もちろん、実際にどうなるのかは分...

自分は平均以上の人間なのか?

学校の先生から「希望すれば、期末テストを受けなくても平均点は与えてやろう」と言われたらどうしますか?自分の学力が平均以上だと思っている人や真面目な人は、自分で試験を受けるかもしれません。が、平均付近やそれ以下だと思っている人、また勉強嫌いの人は、最初から平均点をもらいにいく人も多そうな気がします。もちろん、平均点をもらえることによって得られるメリットがどの程度あるかも選択の判断ポイントになるでしょ...

高いリターンを上げた投資判断の的中は実力なのか、運なのか?

ここ10年くらいの世界のマーケットを見ると、どの株式市場もほぼ好調です。特に米国は絶好調、他の先進国や日本もまあまあ。新興国だってそこには及ばないまでも10年間の年率平均で9%以上のリターンになっています(2021年8月末時点で円換算)。最近は為替も安定しており、かつ10年スパンで見ると円高から円安に振れているので、円で投資している外国資産にも利が乗りやすい状況です。つまり、メジャーどころの株式やリートを普通...

過去の自分に投資のアドバイスをするなら

以前、大渋滞の中をバスに揺られて関西から関東まで長時間移動する機会があったので、暇つぶしを兼ねて何か思考できることはないかなぁ、と考えていたときに、ふと思いつきました。もしも過去にタイムスリップして、リスク資産への投資を始めようとしている自分に、一言だけアドバイスできるとしたら、なにを言おうかなと。※数年前に公開した記事の情報を最新にして、再考・再掲しました。...

実態を反映していない株価を目の前にして、庶民はどうすればいいのか

どう考えても不景気なのに、株価は上がっている……最近はこのような言説をよく見聞きするようになりました。どう考えても最近の株価はおかしい、と。株価が「常に」企業価値や景気の実態を反映するものだとすれば、たしかに最近の株価はおかしいのでしょう。でもね。株価とは「そういうものではない」のです。マーケット参加者の気分や需給バランス(ときには何者かの意図や思惑など?)によって如何様にも変動します。...

投資対象よりも自分を知ることが大切…私のアブナイ性癖

リスク資産への積み立て投資で資産形成を図る場合、それが成功するかどうかの一番大切なポイントは、どんなときも継続できるか否か、であるように思います。マーケットの値動きがないときも、暴騰時も、暴落時も、どんなときでもなるべくストレスのかからない方法を見つけてしまえば、投資は継続しやすくなります。自分の心地いいスタンスを見つけることはとても大切です。もちろん、自分の大切なお金を投じる投資対象が何なのか、...

プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約18年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BSテレ東マネーの学び:2022年10月13日
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加

読みやすくてオススメの本

金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論

投資理論の基礎から実践まで学べる最高の教科書。→参考記事


改訂版 一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門

投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本。→参考記事


お金は寝かせて増やしなさい

投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレ。→参考記事


半値になっても儲かる「つみたて投資」

積立投資そのものを分析・解説している興味深い本。→参考記事


生命保険の罠

生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊。→参考記事

オススメのネット証券

楽天証券
管理人は個人型確定拠出年金(イデコ)でもここを利用。投信積立や残高で楽天ポイントがザクザク。キャッシュバックたっぷりの口座開設キャンペーンも多し。→参考記事

SBI証券
管理人もメインで利用中の最大手。低コストの商品が豊富で、月々100円からの積み立て投資に対応。投信保有ポイントサービスも高還元。個人型確定拠出年金(イデコ)も充実!

セゾン投信
リスク資産を1本の投資信託で管理したい人にオススメ。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる。→参考記事

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。

メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。

注意事項等

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

リンクや引用なら問題ありませんが、無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。



アクセスカウンター

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ