投資関連通常駄文記事
2021年01月23日
今から投資を始めるなら、株式100%オールカントリー1本にするのか、バランスファンドを使うのか
タイトルに書いた件については、けっこうよく質問されます。
株式100%のファンド1本とバランスファンド……どっちなんじゃい!?と。
私は既にバランスファンドをメインに積み立てるスタンスが確立しているものの、最近は世界中の株式に分散投資できる低コストなインデックスファンドが登場したことにより、それ1本にまとめるのもアリかなぁ、というようなことも書いてるからだと思います。
まあ、どっちもアリだと思っているから、そう書いているだけなのですが、いつものごとくブログネタも枯渇気味ですし、もしも自分が今から投資始めるとしたら、どっちにするかを考えてみようと思います。
株式100%のファンド1本とバランスファンド……どっちなんじゃい!?と。
私は既にバランスファンドをメインに積み立てるスタンスが確立しているものの、最近は世界中の株式に分散投資できる低コストなインデックスファンドが登場したことにより、それ1本にまとめるのもアリかなぁ、というようなことも書いてるからだと思います。
まあ、どっちもアリだと思っているから、そう書いているだけなのですが、いつものごとくブログネタも枯渇気味ですし、もしも自分が今から投資始めるとしたら、どっちにするかを考えてみようと思います。
2020年12月12日
国が運用している我々の年金財源は今後50年は取り崩す必要がない
つみたてNISAの非課税期間は20年。奇しくも年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の年金運用も、確認できる範囲でおよそ20年になります。

長期・国際分散・低コストの運用を淡々と実践することで、GPIFはなかなかのパフォーマンスを上げています。
国の年金運用と個人の資産運用は別物ですが、初心者にリスク資産への投資による資産形成のイメージしてもらいたいときに、私はこの独立行政法人の運用成績(上図参照)を紹介することがあります。
・・んでも、株式投資の期待リターンは5%くらいに設定されていることが多いのに、GPIFのこの20年の年率平均リターンが3%ちょいってのはショボい、と思う方もいるかもしれません。

長期・国際分散・低コストの運用を淡々と実践することで、GPIFはなかなかのパフォーマンスを上げています。
国の年金運用と個人の資産運用は別物ですが、初心者にリスク資産への投資による資産形成のイメージしてもらいたいときに、私はこの独立行政法人の運用成績(上図参照)を紹介することがあります。
・・んでも、株式投資の期待リターンは5%くらいに設定されていることが多いのに、GPIFのこの20年の年率平均リターンが3%ちょいってのはショボい、と思う方もいるかもしれません。
2020年12月05日
年率平均5%のリターンと聞いて、驚く人、信じる人、バカにする人
以前、とあるマネー誌に掲載された私のインタビュー記事がウェブ上に公開されたとき、国際分散インデックス投資※を15年続けたその時点での年率平均リターンが5%くらいだという事実に対して、大きく分けて三つの反応がありました。
反応その1
そんなの嘘に決まってる!誰でもチャートを見れば、あとから何とでも言える。
反応その2
まあ、そんなもんだよね。
反応その3
そんなリターンじゃショボすぎる!もっと儲かる投資はいくらでもあるのに、この情弱野郎め!
と、主にそんな感じの三つです。
反応その1
そんなの嘘に決まってる!誰でもチャートを見れば、あとから何とでも言える。
反応その2
まあ、そんなもんだよね。
反応その3
そんなリターンじゃショボすぎる!もっと儲かる投資はいくらでもあるのに、この情弱野郎め!
と、主にそんな感じの三つです。
2020年11月15日
インデックス投資に留まることの難しさ
未経験者が投資を始めるというのは、けっこう大変なことです。
預貯金しか知らなかった人が、日々大きな値動きをするリスク性資産に自分の稼いだお金を投じるには、「満員電車で『贈る言葉』をりんごちゃん風に歌う」ような勇気が必要だったりします。
人によってはすんなりと投資をスタートできる場合もあるでしょうが、この私だって始めるときは緊張してビビりながらその第一歩を踏み出しました。
【参考記事:虎の子を元本保証なしの市場に放り込む恐怖心】
それから、というかこっちが今回の記事の主題ですが、インデックス投資でリスク資産への投資をスタートした場合、そこに留まり続けるのもまた意外と難しいようです。
預貯金しか知らなかった人が、日々大きな値動きをするリスク性資産に自分の稼いだお金を投じるには、「満員電車で『贈る言葉』をりんごちゃん風に歌う」ような勇気が必要だったりします。
人によってはすんなりと投資をスタートできる場合もあるでしょうが、この私だって始めるときは緊張してビビりながらその第一歩を踏み出しました。
【参考記事:虎の子を元本保証なしの市場に放り込む恐怖心】
それから、というかこっちが今回の記事の主題ですが、インデックス投資でリスク資産への投資をスタートした場合、そこに留まり続けるのもまた意外と難しいようです。

2020年11月14日
パニくる虫とり小僧…ソロのオンラインセミナー講師初体験記
東京タワーのすぐ近く、芝にあるスタジオにはインターネットLIVE配信用の最新専用機材が置かれ、プロの映像撮影スタッフたちが待ち構えていました。
本番開始4時間以上前からド素人の私のために7~8名のスタッフが待機し、リハーサルなんぞにお付き合いいただくのは、このザコ・虫とり小僧を恐縮させるには充分でした。
聴衆が大勢でも少人数でも、人前で話をすることに苦手意識はなかったのですが、サービスライトを当てられつつカメラに向かって一人で話し続けるという経験がなかったため、本番中も若干私の表情は硬くなっていたようです(視聴してくださった方にご指摘いただきました)。
・・こんな個人的な回顧録なんぞに需要がないことは重々分かっているものの、特に他のブログネタが思い浮かばないので、このまま続けます。
本番開始4時間以上前からド素人の私のために7~8名のスタッフが待機し、リハーサルなんぞにお付き合いいただくのは、このザコ・虫とり小僧を恐縮させるには充分でした。
聴衆が大勢でも少人数でも、人前で話をすることに苦手意識はなかったのですが、サービスライトを当てられつつカメラに向かって一人で話し続けるという経験がなかったため、本番中も若干私の表情は硬くなっていたようです(視聴してくださった方にご指摘いただきました)。
・・こんな個人的な回顧録なんぞに需要がないことは重々分かっているものの、特に他のブログネタが思い浮かばないので、このまま続けます。
2020年11月01日
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」に投票しました
このブログを読んでくださるような方であれば既にご存知かもしれませんが、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」というイベントがあります。
このアワードは2007年が第1回で、今回で14回目。私が投資を始めたのは2005年なので、初回からずっと注目しています(ボランティアの運営委員の方々には本当に頭が下がります)。

以前には金融庁長官から激励メッセージが寄せられるなど、もはや金融機関やメディアも無視できないアワードになりつつあり、これの開催時期を見据えて、新商品設定や値下げ(コストダウン)を発表する投資信託運用会社なんかも出てくるようになりました。
このアワードは2007年が第1回で、今回で14回目。私が投資を始めたのは2005年なので、初回からずっと注目しています(ボランティアの運営委員の方々には本当に頭が下がります)。

以前には金融庁長官から激励メッセージが寄せられるなど、もはや金融機関やメディアも無視できないアワードになりつつあり、これの開催時期を見据えて、新商品設定や値下げ(コストダウン)を発表する投資信託運用会社なんかも出てくるようになりました。
2020年09月17日
投資スタンスを変えるべきとき
インデックスファンドの自動積み立てで世界中の株式や債券などに分散投資を行い、最初に決めた資産配分がズレたらリバランスをする……そんな感じで私は16年ほど投資を続けていますが、リーマンショックでもアベノミクスでもコロナショックでもそのスタンスや投資対象は変えてはいません。

心がけていることは、なるべく低コストにすることと手間をかけないことくらいで、実質的にはほぼほったからかしです。
んでも、「なんとかショック」でマーケットが大きく動いたり、先行きが不透明になったりすると(まあ、世の中の先行きなんていつでも不透明なものですが)、「投資スタンスを変えたほうがいいのでしょうか?」というような質問を受けることが増えたりします。

心がけていることは、なるべく低コストにすることと手間をかけないことくらいで、実質的にはほぼほったからかしです。
んでも、「なんとかショック」でマーケットが大きく動いたり、先行きが不透明になったりすると(まあ、世の中の先行きなんていつでも不透明なものですが)、「投資スタンスを変えたほうがいいのでしょうか?」というような質問を受けることが増えたりします。
2020年08月29日
ブログに届くメッセージ内容ベスト3
2020年07月18日
つみたてNISA5年延長の詳細について、金融庁やメディアがあまり触れなかった理由を考察
つみたてNISA(と一般NISA)を5年間延長する法律が国会で成立しました。
昨年末、2037年に終了するはずだったつみたてNISAの投資可能期間が、5年間延長されて2042年までになる税制大綱が発表されました。んで、その内容を理解したとき、私は喜びました。
なぜなら、2018年の制度スタート時から利用している私のような投資家も、延長された5年の投資可能期間を利用できるというものだからです。
2037年までに投資してきた資金は20年の非課税期間を終える度に課税口座に払い出されるものの、2038年以降の5年間に新たな200万円(40万円×5年)の投資資金用の非課税枠が利用できるのです。
つみたてNISAの投資可能期間はいつはじめても最大20年だとばかり思っていた私は、これはグッドニュースだと思い、ツイッターで呟いたり、詳細をブログ記事にしたりしました。
【当該記事:つみたてNISA既利用者も投資可能期間5年延長…ジュニアNISA廃止も資金拘束撤廃…新NISA誕生】
上記のネタに対しては、つみたてNISA利用者からはけっこう大きな反響がありました。
ところが、です。
その後、そのネタを取り上げた記事を書くブロガーはごく少数、専門家やメディアもしばらくは詳しく書きませんでした。
で、その「しばらく」の間、私は少しずつ不安になっていきました。
昨年末、2037年に終了するはずだったつみたてNISAの投資可能期間が、5年間延長されて2042年までになる税制大綱が発表されました。んで、その内容を理解したとき、私は喜びました。
なぜなら、2018年の制度スタート時から利用している私のような投資家も、延長された5年の投資可能期間を利用できるというものだからです。
2037年までに投資してきた資金は20年の非課税期間を終える度に課税口座に払い出されるものの、2038年以降の5年間に新たな200万円(40万円×5年)の投資資金用の非課税枠が利用できるのです。
つみたてNISAの投資可能期間はいつはじめても最大20年だとばかり思っていた私は、これはグッドニュースだと思い、ツイッターで呟いたり、詳細をブログ記事にしたりしました。
【当該記事:つみたてNISA既利用者も投資可能期間5年延長…ジュニアNISA廃止も資金拘束撤廃…新NISA誕生】
上記のネタに対しては、つみたてNISA利用者からはけっこう大きな反響がありました。
ところが、です。
その後、そのネタを取り上げた記事を書くブロガーはごく少数、専門家やメディアもしばらくは詳しく書きませんでした。
で、その「しばらく」の間、私は少しずつ不安になっていきました。
2020年07月11日
実はもうオールカントリー1本、株式100%でもいいと思ってる
投資期間が長くなるほど、株式クラスだけを保有しているほうが大きく勝つ可能性は上がっていくはず。値動きに耐えることができるなら、リスク資産の100%が株式というのは合理的だ……
私はこれまで、そのように述べつつも、自分自身は他のアセットクラスへも分散投資をしているし、そこそこ低コストで国際分散してあるなら、どんな資産配分(アセットアロケーション)でもいいと思う、とも書いてきました。
【参考記事:株式100%のポートフォリオでいい、という主張はおそらく正しい】
つまり、本人なりに納得感があり、心地よく投資を継続できるなら、株式100%だろうが50%だろうがなんでもいいということです。
ところが、一昨年(2018年)に「ある金融商品」が発売されたことで、もうリスク資産はその商品だけ(株式100%)でも充分だよなぁ、という考えもかなり現実的になってきています。
私はこれまで、そのように述べつつも、自分自身は他のアセットクラスへも分散投資をしているし、そこそこ低コストで国際分散してあるなら、どんな資産配分(アセットアロケーション)でもいいと思う、とも書いてきました。
【参考記事:株式100%のポートフォリオでいい、という主張はおそらく正しい】
つまり、本人なりに納得感があり、心地よく投資を継続できるなら、株式100%だろうが50%だろうがなんでもいいということです。
ところが、一昨年(2018年)に「ある金融商品」が発売されたことで、もうリスク資産はその商品だけ(株式100%)でも充分だよなぁ、という考えもかなり現実的になってきています。