いつまで資産運用(投資)を続けるのか

資産運用(投資)の目的は人それぞれだと思います。

前回の記事に書いたように、私の場合は今のところ恥ずかしながら、「将来のために」だとか「今後、より良く生きるための選択肢を増やすために」などという漠然とした理由で資産運用(形成)をしています。

で、今回は、それを私はいつまで続けるのか、というお話です。

結論からいうと・・


死ぬまで続けるつもりです。

人生や資産運用の目的はまだハッキリとしていませんが、どんな目的であろうと、手持ちの資産がある限りはそれをどこにどのようなかたちで置いておくのかという問題は死ぬまで付きまとってきます※1

資本主義経済が原則の現代社会で生活している以上、何からかのカタチで経済との関わりは避けられません。当然それは、個人の「お金の置き場」の問題にも繋がります。

つまり、資産「形成」は終わっても、資産「運用」は続けざるを得ないのです。



◎生きている限り、お金はどこかには置いておかなければならない


投資による資産形成で予定どおりに自分の目標金額に達したとしても、そのお金をすべて預貯金のみで保有しておくということは、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと私は解釈しています。

それ以上に大きく殖やすためのアクティブなリスクをとる必要はなくなっても、どのような状態(インフレ・デフレ・円高・円安・不景気・好景気)だろうと、自分の金融資産価値をそれなりに保全できると思える資産配分を判断して、どこかに置いておかねばなりません(もちろん、全額預貯金という選択肢もあるにはありますが、それは間接的な日本国債への集中投資を選択するようなものでしょう)。



◎もしも目標金額に達したら・・


私の場合、長生きしても十分に生活できるだけの資産形成ができたら、リスク資産と無リスク資産の比率を1対1くらいに保ちつつ、損益状態に関係なく、必要額を現金化(そのときのリスク資産と無リスク資産の大きいほうを現金化)して使うような状態にすればいいのかなぁなどと、なんとなくイメージしています(分かりやすさとシンプルさ重視)。

それだと、現在の資産管理方法※2とほとんど変わりませんが、自分のリスク許容度を把握してコントロールできていれば、特に変える必要はないと考えています。このあたりのことについては、ゴールの目標金額や相続についての考え方、また維持したい生活水準などによって、人それぞれ様々な選択肢があり得るでしょう。
(私だって、今後、考えが変わってくる可能性もあります※3


一番重要なのは「お金の置き場」なので、金融資産取り崩しのステージに入ったときに、リスク資産の損益状況がマイナスでも別に問題ありません。

もちろん、定期的なリバランスを前提として、長期間にわたる積立投資を継続していれば、将来的にマイナスになっていることは考えにくいとは思っていますが、その可能性があることも理解して、それを許容するくらいには腹をくくっています※4



※1 明確な目標金額があって、そこに到達したらそのお金を一気に使い切るような目的の場合を除きます。

※2 参考記事→「アセットアロケーションの決め方シリーズまとめ」

※3 いまのところのなんとなくの目標金額は、リスク資産と無リスク資産の比率を1対1にしておけば「必要額を使っていても、数年スパンで見れば元本が減らない(期待リターンで食っていける)」くらいのレベルを想定しています。トータルな金融資産が少なくなったり、早期リタイヤを目指したりして人生満了時に金融資産を使いきるような目標金額に変更すれば(下げれば)、当然、資産配分の変更もあり得ます。

※4 参考記事→「投資の前提・その1」「投資の前提・その2」


にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。

関連記事





プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴

R25・東証マネ部!:2017年1月
BIG tomorrow:2016年7月号
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイスポ!:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年8月30日号
日経ヴェリタス:2015年7月26日号
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

最近の人気記事ランキング

【第1位】
セゾン投信を投資初心者にオススメする理由


【第2位】
テレビ出演の影響


【第3位】
個人向け国債(変動10年)は最強の無リスク資産…メリット・デメリットを確認しておこう!


【第4位】
民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など)


【第5位】
確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?


【第6位】
私の武勇伝


【第7位】
持ち家か賃貸か…住宅について自分の考えを整理しておく


【第8位】
セゾン投信は悪?詐欺??


【第9位】
賃貸契約更新時の値下げ交渉(更新料は支払わなくてもよい?)


【第10位】
関東近郊、宿泊してよかったオススメの天然温泉旅館5選


【第11位】
預金封鎖にはどのような対策をすればいいのか?


【第12位】
マイナス金利下において、国内債券インデックスファンドをどうするか


【第13位】
入院時の差額ベッド代は支払わなくてもよい?


【第14位】
投資信託や株式の元本割れ(含み損)が気になってモヤモヤしている人へ


【第15位】
なぜ投資をするのか


【第16位】
2016年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察)


【第17位】
ドルコスト平均法は有利なの?不利なの?…積立投資と一括投資のメリットとデメリットの話


【第18位】
子供が友達のメガネを破壊…早速、個人賠償責任保険を請求してみた


【第19位】
インデックス投資を成功させるための3つのポイント


【第20位】
ジュニアNISA口座開設…これまで特定口座で保有していた投資信託はどうするか


全記事一覧

最新記事

広告

アクセスカウンター



当ブログ内検索

お気に入りリンク

勉強や交流をさせてもらっているブログやサイトです(ほぼ逆アクセス順)。
※リンクはご自由にどうぞ!

オススメの証券会社

SBI証券
最大手のネット証券。
低コストのインデックスファンドが豊富に揃っていて、月々500円からの投信積立に対応している。
便利でおトクな住信SBIネット銀行との連携システムは優れモノで、投信保有によるポイントサービスも他のネット証券よりも高還元。
※個人型確定拠出年金も充実!



セゾン投信
リスク資産をバランスファンド1本で管理したい人にオススメ。
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる仕組みになっている(販売手数料なし、実質的な保有コストは年0.7%ほど)。
当ブログ内参考記事


※セゾン投信のファンドは、楽天証券から個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)用の商品としても買い付け可能。

読みやすくてオススメの本

老後貧乏にならないためのお金の法則 老後貧乏にならないためのお金の法則
資産運用から、住宅・保険・年金・相続・贈与までのすべてを網羅したマネー本です。
当ブログ内参考記事


貧乏人のデイトレ
金持ちのインベストメント
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
投資理論の基礎を学ぶのに適した本だと思います。
当ブログ内参考記事


一番やさしい! 一番くわしい!
はじめての「投資信託」入門
一番やさしい! 一番くわしい!<br />はじめての「投資信託」入門
投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本です。
当ブログ内参考記事


半値になっても儲かる
「つみたて投資」
半値になっても儲かる「つみたて投資」
積立投資そのものを分析・解説している興味深い本です。
当ブログ内参考記事


ほったらかし投資術 ほったらかし投資術
投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレにします。
当ブログ内参考記事


生命保険の罠 生命保険の罠 保険の営業が自社の保険に入らない、これだけの理由
生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊です。
当ブログ内参考記事

注意事項

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

また、リンクや引用なら問題ありませんが、ブログ記事の無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。






お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。
メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。





にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へ 
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。
リンク先には人気の関連ブログがたくさんあります。