eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)はどこまでコストを下げるのか… #MUAMブロガーミーティング に参加しました

自分のリスク資産の運用の大部分を任せている投信会社さんが、ブロガーミーティングをやるぞい!とわざわざ声をかけてくださったので、行ってきましたよ。年度末のこのクソ忙しい時期に。有楽町にある三菱UFJ国際投信まで。

ピンクのパンプスを履いた美人や、巻き髪のキラキラ女子社員たちが闊歩するシャレオツな本社のオフィスからは、大手金融機関としてのバイブスが滲み出ており、私もそれに呼応して思わずアキラ100%のモノマネをしそうになるほど気持ちが高ぶりました。

しかしながら、ミーティング会場に到着して愕然としました。ブロガーミーティングへの参加者はおっさんばかりだったのです。

上がりきっていた私のテンションは富士急ハイランドのFUJIYAMAばりの急降下を見せました。



・・と冗談はこれくらいにして。。


◎私の積み立て商品はすべてeMAXIS Slimシリーズ


投資を始めてからの数年間、私は国内外のETFなども駆使して、すべてのアセットクラスで最低コストの商品を追いかけながら資産形成を試みていました。効率フロンティアの最適解なんかも模索して、日々あがいていたものです。

ただ、ある時期から、あんまり細かい資産配分やコストにこだわってもさほどパフォーマンスには大きく影響しないことに気づいて、投資商品のメインを「えいやっ!」とeMAXISバランス(8資産均等型)にまとめてしまいました(※eMAXISバランス(8資産均等型)について(評価・解説))。

ちなみに、今年に入ってからは、積み立て商品をすべてeMAXIS Slimシリーズにまとめています。

【参考記事→「筋トレ」と「投資」の意外な共通点



◎eMAXIS Slimシリーズとは


eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)とは、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンド(投資信託)のことで、国内株式(TOPIX)・国内株式(日経平均)・国内債券・先進国株式・先進国債券・新興国株式・8資産均等型に、全世界株式(除く日本)と全世界株式(3地域均等型)が加わり、全部で9種類あります。

各社で激しい低コスト化競争の続くインデックスファンド商品群において、eMAXIS Slimシリーズは、将来にわたって業界最低水準の運用コスト(主に信託報酬)を目指すコンセプトを明言しています。

実際、これまでも各アセットクラスの最低コスト商品が登場すると、それに追随して値下げを実施しているので、個人投資家としては「これさえ持っておけば最安値商品であり続けてくれる」と安心できる画期的な投資信託です。

マザーファンド(投資信託の運用母体)の規模も大きく、しっかりした運用実績もあるので、「商品選びに迷ったらeMAXIS Slimシリーズを買っとけ!」ってな感じで大丈夫でしょう。

ややマニアックな話になりますが、日本で投資をする場合、外国株式に投資する国内籍ETFの現地配当課税や分配金課税、海外ETFの国内外分配金課税、その海外ETFを包んだ国内籍公募投資信託などの課税効率なんかも考えると、eMAXIS Slimシリーズの税をも考慮したコスト水準は、遜色ないと私は考えています(さらに手間まで考慮すれば……)。

純資産残高の拡大に応じて信託報酬を引き下げる「受益者還元型」信託報酬制度も導入しています(しょぼいですが)。


※基礎的な内容を把握したい場合は、以下の記事をご参照ください。
投資信託とは
インデックス投資とは
我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと




◎ミーティングのスタンス


今回のブロガーミーティングの主目的は、新たに設定された(る)eMAXIS Slimシリーズ全世界株式(除く日本)と全世界株式(3地域均等型)の宣伝だったように感じました。

しかしながら、マニアックなブロガーを満足させるために色々と事前準備をし、当日飛び出す答えにくい質問にも(これはオフレコですが…などと言いつつ)全力で回答してくれた三菱UFJ国際投信さんは、アッパレだと思います。

金融機関がブロガーミーティングを開催することは珍しくなくなりましたが、「ご意見ください。ボロクソに言ってください」というスタイルでそれを継続しているのは、私の知っている限りセゾン投信くらいのものです(参考記事→投資初心者にセゾン投信をオススメする理由)。

三菱UFJ国際投信さんには、リーダーが変わってもこのスタンスを貫いてもらいたいですね。

この姿勢とeMAXIS Slimシリーズのコンセプトが続く限り、この投信会社の応援を続けたいと思っています。

まあ、ただ、今回のイベントでも、もっと女性参加者にも声をかけて増やせだの、質疑応答の時間が短かっただのと、相変わらず調子に乗って言いたいことを言いまくってきたので、私はもう「出禁」になるかもしれませんが。



◎ミーティングの内容


ブロガーミーティングの内容というか、主に我々の質問に対する三菱UFJ国際投信さんの回答で、私が注目したものに一言コメントをつけて以下に列挙しておきます。

・eMAXIS Slimシリーズは社内的に「ここまで」と決めた限界までコスト競争を続ける

オフレコで書けないことが多いのですが、その「限界」まで到達しても、その先の低コスト化戦略の腹案がある様子でした。

・おそらく一社か二社程度しか生き残れないであろうインデックスファンドのコスト競争に勝ち残って、このマーケットを取りにいく

ゲストの山崎元さんいわく「グループに信託銀行があるので、勝ち残りの可能性は高いと思う」とのこと。おおお!

・ベンチマークを「配当込み」にしていないのは、最初にマザーファンドを作ったときに配当込み指数がなかったから(ただ、内部評価は配当込みでやっている)

ちゃんと運用していることが分かり、心意気も伝わってきました。・・んでも、今後、リーダーが変わったりしたときに、急に配当込みでない指数への連動に妥協したり、大量分配したりすることができないよう、ベンチマークを配当込み指数に変更(目論見書に明記)してもらいたいですなぁ。

・信託報酬以外にかかってくる、いわゆる「隠れコスト」以外にも実質コストはある

これ、私も以前から注目しているのですが、運用会社の人に聞いてもなかなかハッキリ答えてくれないところだったんですよねぇ。まあ、超マニアックで細かい話ですが。。


※ブロガーミーティングでは、先進国株式・新興国株式・日本株式の3地域均等型が効率フロンティアに乗っているとかそんな話がメインだったのですが、個人的には、そこそこ低コストな商品を選んで、国内外の株式にそこそこ分散して、相場下落時にも動揺せずに続けることができる仕組みを作ってしまえばOKというゆるいスタンスなので、その話は省いています。



◎最後に…懇親会にて


懇親会のラストに、山崎元さんから新著の『お金で損しないシンプルな真実』が3冊プレゼントされることになり(参考→当ブログ書評)、誰がもらうかは、じゃんけんで決めようということになったのですが、私は「レディーファーストでいきましょう!」と提案しました。

おっさんばかりがひしめく会場内に、途中参加者を含めた2名の女子が光り輝いていたからです。

私のそのキザで調子に乗りまくった提案に異議を唱える男子はおらず、山崎さんの新著のうち2冊は満場一致の大賛成で、姫たちの手に渡りました。

そして、その後、残った一冊を巡り、その他大勢のおっさんたちで、血で血を洗う熱いじゃんけんバトルが繰り広げられました。


・・小学生時代、クラスの女子たちに迷惑をかけまくった私なので、今世のうちに少しでも「徳」を積み重ねて、女子たちに償っておきたいと思っております。

《参考記事 ※高い倫理観をお持ちの方は読んでいけません
席替え
女子たちの逆襲



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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてます→『迫力』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約13年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月23日
日経電子版:2017年12月25日
日経ヴェリタス:2017年12月10日
日経ヴェリタス:2017年10月29日
BIG tomorrow:2017年11月号
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
BIG tomorrow:2017年7月号
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