楽天VT?iFree?たわら?eMAXIS slim?ニッセイ?野村?三井住友?…どれを選べばいいのか分からないよ

来年から「つみたてNISA」がスタートする影響なのか、ここ最近新たな超低コストインデックスファンドの新規設定や、既存インデックスファンドのさらなるコストダウンが目につきます(※インデックス投資とは)。

今のコスト水準は、私がインデックス投資を始めたころのザックリ80%OFFくらい。嬉しいことであります。

ただ、一方で「同じような商品がいくつもあるし、コストがコロコロ変わるから、どれがいいのか分かりません」だとか、「つみたてNISAでどれを選べばいいのか分からないから、いい商品を教えてください」というような相談や質問をメールフォーム経由で受けることも増えてきました。

なるほど、なるほど、たしかに悩ましい問題ですよね。

さて、今回は(も?)、初心者目線をベースとしつつ、途中マニア目線にも切り替えたりしながら、私なりの考えを書いておきます。



◎血眼になって最低コスト商品を追いかける必要なし


数年前からインデックスファンドの低コスト化が急速に進み、一昨年(2015年)はブロガーたちの間で「インデックスファンドのコスト革命」なんて言葉が飛び交いました。

ただ、冒頭にも書いたように、最近のインデックスファンドは充分に低コストなので、どれを選ぼうが特に問題はないように思います。SMTやeMAXISくらいであればモーマンタイ。

もちろん、最新情報を追いかけることが楽しかったり、苦痛にならないのであれば、それを続けてもいいのですが、まあ、ほどほどでいいのではないでしょうか。

インデックスファンドのコスト情報なんて、年に一回程度確認して、数年に一度乗り換えを検討するくらいでも充分すぎると私は考えています。その根拠は以下の記事でクドクドと書いてありますので、ご興味のある方はご一読ください。

低コストなインデックスファンド(投資信託)を追いかけるのに疲れました…たわら・ニッセイ・三井住友DCなど…SMTやeMAXISはもうダメなの??



◎つみたてNISAのラインナップから選べばいいじゃね


んで、商品選びの件ですが、来年からスタートする小額投資非課税制度「つみたてNISA」の対象商品として金融庁に認められた投資信託の中から選べば、まずハズレはないでしょう(参考:「つみたてNISA」ってなんだ?…金融庁の制度担当者に聞いてみました)。

ただし、資産形成のためのコツコツ投資は、個別の投資商品をどれにするのかという問題よりも、それをどう組み合わせるか、そしてなにより、しっかり継続できるか、ということのほうがはるかに重要です。

《参考記事》
「筋トレ」と「投資」の意外な共通点
インデックス投資継続のハードル…シンプルなことを続けるのは意外と難しい



おい!金融庁がお墨付きを与えたとかいう「つみたてNISA」対象商品だって100本以上あるじゃねーか!そのうちどれを選べばいいのかを知りてえんだよ!このエテ公がっ!……という怒声が唾を伴って聞こえてきそうですが、6000本以上ある商品の中から98%以上を排除してくれているので、あとは自分で考えて選びましょうや、旦那!

【参考:つみたてNISA対象商品リスト2017.10.5現在(PDF)

※無理して「つみたてNISA制度」を利用しなくとも、普通に(つみたてNISA外で)買うことのできる「つみたてNISA対象商品」は意外に多くありますよ。



◎しっかり国際分散して、継続することが大切


つみたてNISAを利用するか否かとか、投資商品をどれにするのかということよりも、投資対象を国内株式に限定せずにしっかりと海外にも分散して、それを継続することのほうがずっと重要なポイントであると私は考えています。

そういう大切な軸が固まってしまえば、金融庁が認めた106本(2017年10月5日現在)のうちのどれを選べば良いかは自ずと分かってくるでしょう。そして、自分である程度絞りこめるようになったら、あとはあんまり細かいことを気にしなくても大丈夫っすよ。

(逆に言えば、いくらほどほどで良いとはいっても、そのくらいは自分で勉強をして、判断軸を作るべきだということです。)

もちろん、私も目線をブロガーとしてのマニアモードに切り替えれば、そりゃあ色々考えることはあります。例えば外国株式クラスに関していえば、ニッセイはトラッキングエラーがなぁ……最低コストに追随することを謳ってるeMAXIS Slimかな……iFreeもいいし、為替ヘッジ型もある……たわらはブロガーの評判が高いわな……楽天・全世界株式(楽天VT)だと日本や新興国も含んじゃうけどそれにまとめるものアリかも……SMTとかeMAXIS(fat)でポイントのチャリンチャリンも味わいはある……いや、いま熱いのはS&P500でしょ……ちょっと待てよ、コスト競争はまだまだ進むはずだ……もう、こういうの考えるのメンドくさいから完全にバランス型にまとめちゃおうかな……いや、それじゃあつまらん……といった具合です。

ただね。そこまで思考が及ぶなら、あとはどれを選ぶも好みの問題で、たいして変わらんよねぇ……と、普通の人目線のもう一人の自分が囁きかけてくるのです。

ま、どうするのも個人の自由であり、各自の責任です。国際分散と継続という大切な「軸」と、すでに絞り込まれた中からの商品選びという些末な問題の違いを理解したうえで、好きなようにやりましょうや。


・・他人様の投資判断に口を出すつもりはありませんが、私自身が投資を始める際にどのように考え、どの点に悩み、どういう結論に至って、その後(現在)どうしているのか、というようなことは以下の記事などにゴチャゴチャ書き連ねてあります。

《参考記事》
「虎の子」を元本保証なしの市場に放り込む恐怖心
アセットアロケーション(資産配分)の決め方シリーズまとめ



にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。

関連記事





プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてます→『迫力』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
BIG tomorrow:2017年7月号
東証マネ部!・R25:2017年3月
R25・東証マネ部!:2017年1月
BIG tomorrow:2016年7月号
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイスポ!:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年8月30日号
日経ヴェリタス:2015年7月26日号
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

最近の人気記事ランキング

【第1位】
セゾン投信を投資初心者にオススメする理由


【第2位】
テレビ出演の影響


【第3位】
個人向け国債(変動10年)は最強の無リスク資産…メリット・デメリットを確認しておこう!


【第4位】
民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など)


【第5位】
確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?


【第6位】
私の武勇伝


【第7位】
持ち家か賃貸か…住宅について自分の考えを整理しておく


【第8位】
小説を書いてみました


【第9位】
賃貸契約更新時の値下げ交渉(更新料は支払わなくてもよい?)


【第10位】
関東近郊、宿泊してよかったオススメの天然温泉旅館5選


【第11位】
預金封鎖にはどのような対策をすればいいのか?


【第12位】
ローン返済と投資のどちらを優先すべきか…併用はありなの?


【第13位】
入院時の差額ベッド代は支払わなくてもよい?


【第14位】
投資信託や株式の元本割れ(含み損)が気になってモヤモヤしている人へ


【第15位】
なぜ投資をするのか


【第16位】
2016年12月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年下半期の投資と考察)


【第17位】
ドルコスト平均法は有利なの?不利なの?…積立投資と一括投資のメリットとデメリットの話


【第18位】
子供が友達のメガネを破壊…早速、個人賠償責任保険を請求してみた


【第19位】
インデックス投資を成功させるための3つのポイント


【第20位】
で、自分は現行NISAと積立NISAのどっちを利用するのかという話


全記事一覧

最新記事

広告

アクセスカウンター



当ブログ内検索

オススメのネット証券

SBI証券
管理人も利用中の最大手。
低コストの商品が豊富で、月々100円からの積み立て投資に対応。投信保有ポイントサービスも高還元。個人型確定拠出年金(イデコ)も充実!

楽天証券
管理人は個人型確定拠出年金用口座としてここを利用。
商品ラインナップやシステムはSBI証券に劣らない。キャッシュバックたっぷりの口座開設キャンペーン多し。
当ブログ内参考記事

セゾン投信
リスク資産をバランスファンド1本で管理したい人にオススメ。
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる。
当ブログ内参考記事

オススメの保険比較サイト

価格ドットコムで最安値圏を調べ、自分がどれだけぼったくられているのか確認してみることをお勧めします。
保険商品は、自分に必要なものを最低限、なるべく低コストで選びたいものですね。
当ブログ内参考記事

読みやすくてオススメの本

老後貧乏にならないためのお金の法則 老後貧乏にならないためのお金の法則
資産運用から、住宅・保険・年金・相続・贈与までのすべてを網羅したマネー本です。
当ブログ内参考記事


貧乏人のデイトレ
金持ちのインベストメント
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
投資理論の基礎を学ぶのに適した本だと思います。
当ブログ内参考記事


一番やさしい! 一番くわしい!
はじめての「投資信託」入門
一番やさしい! 一番くわしい!<br />はじめての「投資信託」入門
投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本です。
当ブログ内参考記事


半値になっても儲かる
「つみたて投資」
半値になっても儲かる「つみたて投資」
積立投資そのものを分析・解説している興味深い本です。
当ブログ内参考記事


ほったらかし投資術 ほったらかし投資術
投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレにします。
当ブログ内参考記事


生命保険の罠 生命保険の罠 保険の営業が自社の保険に入らない、これだけの理由
生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊です。
当ブログ内参考記事

注意事項

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

また、リンクや引用なら問題ありませんが、ブログ記事の無許可・無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。






お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。
メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。





にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へ 
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。
リンク先には人気の関連ブログがたくさんあります。