SBI証券と楽天証券、今から投資を始めるならどっちにするか…投信100円買付が可能になり、個人型確定拠出年金(イデコ)の加入運営手数料も無料になった件の雑感も

多くの投資ブログで必須記事のごとく取り上げられまくっていたので、私もまとめておくことにしました。

コスト体系や改革スピード、そしてもちろん売買代金や口座数などからも「ネット証券のツートップ」であるSBI証券楽天証券が、その頂上決戦争いのスピードを加速させています(どれも基本、楽天証券が先に決断・発表し、SBI証券がその水準にピタリと追随する構造)。

今回の記事では、投資信託100円買付の件と、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の手数料値下げについて雑感を述べたあと、もし私が今から投資を始めるなら、SBI証券と楽天証券のどちらにするのかを考えてみます。



◎投資信託が100円から買える時代に


タイトルにもしましたが、SBI証券・楽天証券ともに、投資信託の最低買付金額が100円になりました。

多少の例外や制約はあるものの、原則的にはほぼすべての投資信託が100円から購入できます。自動積み立ても100円からイケるなんて、ずいぶんお手軽に投資ができる時代になったものですね。

まあ、実際、毎月100円だけ積み立てる程度ではたいした資産形成はできないでしょうが、投資へのハードルが下がり、「誰にでも第一歩が踏み出しやすい環境」が整備されていくのは悪いことではないと思います。

そしてなんと楽天証券では、今年(2017年)の夏から(期間限定ポイントを除く)楽天スーパーポイントでも投資信託が買付可能になるらしく、さらに利便性が向上しそうです。

なかなかやりよるのう、楽天証券。



◎個人型確定拠出年金の手数料も無料に


また、両証券会社とも、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の加入時手数料と運営管理手数料を無料化しました(ちょっと前までは残高等に条件がありました)。

どちらもイデコ関連の商品ラインナップには甲乙つけ難く、まさしくネット証券ツートップです。

ただし、

・加入時手数料については、どこで加入しても2777円は別途発生(手数料負担あり)

・口座管理手数料の一部である運営管理手数料は無料化されたものの、どこで加入しても毎月167円は別途発生(手数料負担あり)


という点は変わっていないのでご注意ください。


・・この無料化については、SBI証券の決断がちょっと遅かったですね。

もう少し早く(昨年のうちに)やっておけば、今年から新規に加入資格が付与された層の新規獲得口座を大量に逃さずに済んだと思います。

私もその(流出した?)一人で、ぎりぎりまでSBI証券の値下げを待ったものの、「その決断」がなされなかったのを見て、舌打ちをしてから、楽天証券でイデコ用の口座を開きました。

【関連記事→イデコ(iDeCo・個人型確定拠出年金)は楽天証券でやることにしたよ


SBI証券は、いつも楽天証券のケツを追いかけているだけじゃ、アカンってことかもしれませんね(100円買付の件もこれも)。

また、SBI証券の確定拠出年金口座(SBIベネフィットシステムズ)では先日、口座管理手数料の一部を誤徴収(二重取り)しています。しかも、加入者の金融資産を勝手に売却して、それを手数料に充当したそうです。すでに買い戻して元に戻してあるものの、けっこうな「やらかし」ですわな。

この機会に反省して、出口の柔軟性もなんとかしてもらいたいものです。加入者のためにも、なるべく早く「その姿勢」をみせて欲しいと思っています(関連記事→SBI証券さん、確定拠出年金「出口」の選択肢を増やして!…このままじゃ楽天証券に持ってかれちゃうよ!!)。



◎これから投資を始めるなら、どっちにするか


ウェブ上でお金のやり取りをすることに抵抗がなく、海外ETFを徹底的に駆使するような高度な投資をしない普通の人が、資産形成のための投資を始めるなら、SBI証券か楽天証券の二択にしておのが無難だと私は思います。

商品ラインナップや投資信託保有によるポイント還元などに微妙な違いはありますが、まあ、どっちもスピーディにサービスを向上をさせているのは間違いありません。どちらかにしておけば、おそらく大丈夫でしょう。

現在私はSBI証券がメインで、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)口座だけ楽天証券という利用状態になっています。(面倒くさいので)いまさら変える気はないのですが、もしもこれから投資を始めるとすれば、おそらく楽天証券にするでしょう。

楽天証券は、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)口座も、最初に連携させてしまえば、通常の証券口座へのログインだけで操作できるので、ワンストップでまとめることが可能です(楽天銀行とも連携可能)。シンプルな資産管理は魅力的に見えます(参考記事→理想のリスク資産管理条件)。

また、イデコ口座で、セゾン投信のファンドが買付可能なのも、今のところ日本中で楽天証券だけです(関連記事→セゾン投信のファンドが個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)専用として楽天証券で購入可能に)。


ま、通常の口座(一般口座・特定口座)の開設・維持手数料は無料なので、とりあえず両方の証券口座を開いておくのもアリかもしれません。

  

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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてます→『迫力』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BIG tomorrow:2017年7月号
東証マネ部!・R25:2017年3月
R25・東証マネ部!:2017年1月
BIG tomorrow:2016年7月号
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