アセットアロケーションの変遷(その2・現在の配分へ)【アセットアロケーションの決め方・その10】

・国内株式:10%
・先進国株式:25%
・新興国株式:15%
・国内債券:0%
・先進国債券:30%
・新興国債券:0%
・国内リート:15%
・海外リート:5%

前回の記事で書いたように、投資を始めてからの約3年間は、上記のようなアセットアロケーションでした。

しかし、サブプライム問題からのリーマンショックを経て、色々と思うところがあり、次のように少し変更を加えました。



◎リーマンショック後のマイナーチェンジ


◇リーマンショック後約3年間のアセットアロケーション(リスク資産配分)
・国内株式:10%
・先進国株式:30%
・新興国株式:20%
・国内債券:15%
・先進国債券:25%
・新興国債券:0%
・国内リート0:%
・海外リート:0%

ビビッてリスク資産比率を減らしたわけではありません。
せっかくの暴落だったので、先進国・新興国ともに株式の比率を増やしつつ、国内債券クラスの分散効果とリスク資産的な役割を見直し、かつ全体的にシンプル化を図ったようなカンジでしょうか。

資本主義の永続や財産権の遵守を前提とすれば※1、100年に一度の金融危機とも呼ばれたあの機会をチャンスと捉え、ワクワクする気持ちも少しだけありました。

株式クラスが大きな含み損を抱えている状態で、そこに追加投資をするにはそれなりの勇気が必要でしたが、投資を始める前に覚悟を持って自分で決めた前提を守ることにしてみました。

もちろん、生活防衛資金を侵食しない範囲での追加投資(リバランス?)でしたが、あのときの判断は現在大きな果実を実らせています。


リートをすべて売却したのは、リートへの追加投資やリバランスなどの管理が面倒くさくなったからです。
なるべく多くのアセットクラスを保有していたいという考えはあったのですが、細かいことに手間をかけてもパフォーマンスはたいして変わらず、運に左右される面が大きいのも事実です。

また、ほぼすべてのアセットクラスが大暴落するなか、国内債券クラスだけが全く逆の動きをする状況を目の当たりにして、「これが分散効果というものか」と実感できたのも、このときでした。

私は頭で理論を理解していても、体感しないと腹に落ちてこないおバカさんです。私のおバカ具合は、小学生の頃に、回転寿司のベルトコンベア上の寿司から具だけを抜き取ってシャリだけにするのでは飽き足りず、シャリの上にカマドウマ(通称:便所コオロギ)を乗せて流していたときから変わっていませんでした。

この段階では上記の資産配分が、自分なりの最大公約数でした。



◎そして、現在のアセットアロケーションへ


その後、リーマンショック後の相場急回復を経験したり、為替の影響などでなかなかリスク資産から含み損が消えない時期などを経ながら投資を続けていたのですが、シリーズその7で書いたように、だんだんとリスク資産の管理に手間をかけたくないという気持ちが強くなってきました。

最低コストファンド群(国内外ETFを含む)を個別に管理するよりも多少コストはかかりますが、比較的低コストのバランスファンド※2なんかも発売され始めたので、シリーズその8に書いたように現在のアセットアロケーション(リスク資産管理方法)にたどり着きました。


◇現在のアセットアロケーション(リスク資産配分)
・国内株式:10%
・先進国株式:20%
・新興国株式:20%
・国内債券:10%
・先進国債券:10%
・新興国債券:10%
・国内リート:10%
・海外リート:10%

細かいことを言い出せば、このアセットアロケーションには自分でも多くの突っ込みどころがありますが、自分なりに管理の手間を考慮して、「えいやっ!」と決めたらこうなっちゃいました。(細かいことはシリーズその8に書いてあります。)

このように稚拙なリスク資産管理方法は、私にとっては最大公約数だと思っていますが、決して他人様にオススメできるようなものではありません。金融商品の都合でアセットアロケーションを決めてしまうことは、褒められた投資判断ではないからです。
くれぐれもマネなどなさらぬようご注意ください。
(私は自分の投資結果にしか責任を負いません。)


今回の記事で、アセットアロケーションの決め方シリーズを終わりたいと思います。
今後のアセットアロケーション経過報告は、カテゴリ「アセットアロケーション」に分類して投稿する予定です。

たいして面白くもない記事シリーズなのに、長々と失礼しました。
(この記事シリーズは一般的なアセットアロケーション決定方法ではなく、あくまでも個人的な思考経過とその結果を、ゴチャゴチャ屁理屈をコネながら備忘録的に書いてみただけのものです。)



※1 参考関連記事:最悪の状況をどこまで想定するのか【インデックス投資の前提(その2)】


(投資判断は自己責任においてお願いします。)


にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。


関連記事





プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてます→『迫力』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
東証マネ部!・R25:2017年3月
R25・東証マネ部!:2017年1月
BIG tomorrow:2016年7月号
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイスポ!:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年8月30日号
日経ヴェリタス:2015年7月26日号
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

最近の人気記事ランキング

【第1位】
セゾン投信を投資初心者にオススメする理由


【第2位】
テレビ出演の影響


【第3位】
個人向け国債(変動10年)は最強の無リスク資産…メリット・デメリットを確認しておこう!


【第4位】
民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など)


【第5位】
確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?


【第6位】
私の武勇伝


【第7位】
持ち家か賃貸か…住宅について自分の考えを整理しておく


【第8位】
セゾン投信は悪?詐欺??


【第9位】
賃貸契約更新時の値下げ交渉(更新料は支払わなくてもよい?)


【第10位】
関東近郊、宿泊してよかったオススメの天然温泉旅館5選


【第11位】
預金封鎖にはどのような対策をすればいいのか?


【第12位】
マイナス金利下において、国内債券インデックスファンドをどうするか


【第13位】
入院時の差額ベッド代は支払わなくてもよい?


【第14位】
投資信託や株式の元本割れ(含み損)が気になってモヤモヤしている人へ


【第15位】
なぜ投資をするのか


【第16位】
2016年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察)


【第17位】
ドルコスト平均法は有利なの?不利なの?…積立投資と一括投資のメリットとデメリットの話


【第18位】
子供が友達のメガネを破壊…早速、個人賠償責任保険を請求してみた


【第19位】
インデックス投資を成功させるための3つのポイント


【第20位】
ジュニアNISA口座開設…これまで特定口座で保有していた投資信託はどうするか


全記事一覧

最新記事

広告

アクセスカウンター



当ブログ内検索

お気に入りリンク

勉強や交流をさせてもらっているブログやサイトです(ほぼ逆アクセス順)。
※リンクはご自由にどうぞ!

オススメの証券会社

SBI証券
最大手のネット証券。
低コストのインデックスファンドが豊富に揃っていて、月々500円からの投信積立に対応している。
便利でおトクな住信SBIネット銀行との連携システムは優れモノで、投信保有によるポイントサービスも他のネット証券よりも高還元。
※個人型確定拠出年金も充実!



セゾン投信
リスク資産をバランスファンド1本で管理したい人にオススメ。
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる仕組みになっている(販売手数料なし、実質的な保有コストは年0.7%ほど)。
当ブログ内参考記事


※セゾン投信のファンドは、楽天証券から個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)用の商品としても買い付け可能。

読みやすくてオススメの本

老後貧乏にならないためのお金の法則 老後貧乏にならないためのお金の法則
資産運用から、住宅・保険・年金・相続・贈与までのすべてを網羅したマネー本です。
当ブログ内参考記事


貧乏人のデイトレ
金持ちのインベストメント
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
投資理論の基礎を学ぶのに適した本だと思います。
当ブログ内参考記事


一番やさしい! 一番くわしい!
はじめての「投資信託」入門
一番やさしい! 一番くわしい!<br />はじめての「投資信託」入門
投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本です。
当ブログ内参考記事


半値になっても儲かる
「つみたて投資」
半値になっても儲かる「つみたて投資」
積立投資そのものを分析・解説している興味深い本です。
当ブログ内参考記事


ほったらかし投資術 ほったらかし投資術
投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレにします。
当ブログ内参考記事


生命保険の罠 生命保険の罠 保険の営業が自社の保険に入らない、これだけの理由
生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊です。
当ブログ内参考記事

注意事項

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

また、リンクや引用なら問題ありませんが、ブログ記事の無許可・無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。






お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。
メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。





にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へ 
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。
リンク先には人気の関連ブログがたくさんあります。