eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、超低コストのファイナルアンサー的なバランスファンド

すでに方々で話題に上っていますが、私が資産形成のためのメインファンドとして利用している「eMAXISバランス(8資産均等型)」と、全く同じつくりの金融商品(投資信託)がなんと半額以下のコストで登場しました(同種ファンドでの最低コスト更新!)。

ご存知「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム) バランス(8資産均等型)」です。

8資産


その商品特性については、コスト以外「eMAXISバランス(8資産均等型)」と同じなので、ご興味ある方は以下の過去記事をご参照ください。

【参考記事→eMAXISバランス(8資産均等型)について(評価・解説)


良い商品が、安く販売されるのは、素晴らしいことです。いち個人投資家としては、素直に喜ぶべきことでしょう。

ただ、最初に一言だけ文句を言わせてもらうと……



◎できれば、既存商品の値下げをして欲しかった


安くて良い商品が買えるのは喜ばしいことですが、すでにそれを積み立てている人間からすると、そもそも全く同じ商品を安く出すなら、もともとの商品を安くしろや!めんどくせーよ!!コラァ!!!中身は全く同じ商品なんだろうがっ!!!!長期愛用ユーザーのことをしっかり考えろや!!!!!と思ってしまう気持ちがあるものまた偽らざる事実です。

今回の「イーマクシス スリム」に対して、これまでのeMAXISが「イーマクシス ファット」なぞと珍妙な呼称で揶揄されていることを関係者のお偉方は知っているんかい!その現状を我慢している長期愛用ユーザーの存在は考えたんかい!!と。。


まぁ、おそらく販売会社とのしがらみがあって、値下げが簡単にはできなかったために、次善の策として今回のような判断に至ったのでしょう。

・・前向きにアクションを起こしてくれたのは分かるので、これ以上野暮な愚痴をいうのはやめておきましょう(はい、気持ちの切り替え!)。



◎新規設定ファンドにいきなり飛びつくのはアレだけど・・


さて、問題はこれから自分はどうするのか、という点です。

新規設定された投資信託は、まず一年くらい様子を見て、資金流出入や実質コストなどを見極めてから投資するかどうかを判断する、というのが、オタッキーなブロガーとしての私の基本スタンスです。

ただ、今回の「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、既存の「eMAXISバランス(8資産均等型)」と同じマザーファンドを使って同じ会社が運用する投資信託なので、運用商品としてのおおよその見当はつきます。

これまで「eMAXISバランス(8資産均等型)」を利用していた人が、すぐに乗り換えたり、積み立て商品を変更するのも、ハッキリ言って「アリ」だと思います。おそらく問題はないでしょう。

なので、ひょっとしたら私も来年から始まるつみたてNISA用の商品として(登録されれば)、すぐに利用してしまうかもしれません。
 
【参考記事→「つみたてNISA」ってなんだ?…金融庁の制度担当者に聞いてみました



◎さほどの差はないけどね


と、ゴチャゴチャ書いてしまいましたが、そもそも私は、そこそこ低コストでそこそこ分散されていれば、まあどれでもいいんじゃね、というゆるいスタンスでもあるので、実際にはのんびり構えています。

たしかに今回の「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム) バランス(8資産均等型)」は、信託報酬が既存の「eMAXISバランス(8資産均等型)」の半分以下(税抜0.22%)ですが、ポイント還元やらキャッシュバックやらの要素を加味して考えると、そのコスト差は0.1%もありません(計算は、残高や利用している証券会社によって異なりますが)。

わずか0.1%にも満たない話なので、めんどくさいからスタンス(というか商品)は変えない、という判断もまた「アリ」でしょう。

このへんの細かい話は、以前に書いた以下の記事と内容はほとんど同じです。ご興味ある方はご参照ください。

【参考記事→「iFree 8資産バランス」に、私が「eMAXIS バランス(8資産均等型)」からすぐに乗り換えない3つ理由



◎eMAXIS Slim バランス、いいね!


うむ、分かりやすくて低コスト。
実にいいバランスファンドだと思いますよ。

このファンドに組み込まれた8資産を、それぞれバラで同じeMAXIS Slimシリーズを通じて購入した場合の平均信託報酬よりも、これ一本にまとめた方が信託報酬が安上がりになります。信託財産留保額もありません。

(実は長期保有するのであれば、信託財産留保額はあってもいい、というのが私の基本的な考えですが、そんなのは、まあ些末な話です。)

しかも純資産残高の拡大に応じて信託報酬を引き下げる「受益者還元型」信託報酬制度も導入しています(500億円以上で0.005%、1000億円以上でもう0.005%と、下げ幅はショボいですが)。

さらに、常に同種ファンド内最低水準を実現し続ける(他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げる)方針の商品なので、資産形成のファイナルアンサーになりえるものだと、私は考えています。



◎んでも、あくまでリスク資産だからね


ただし、いくらファイナルアンサー的でGOODなバランスファンドだと言っても、減るときは大きく減ります。

リスク資産に投資をしていれば、相場環境によって何年間も含み損を抱え続けたり、一時的には半分くらいなる、なんてことも当たり前の話です。

そのあたりのことをしっかりと含んだうえで、各自納得のいく金融商品選びをしたいものですね。

【参考記事→1年間以上含み損を抱えている私の気持ちなんて分からないでしょう…


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてます→『迫力』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
BIG tomorrow:2017年7月号
東証マネ部!・R25:2017年3月
R25・東証マネ部!:2017年1月
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