松井証券の『投信工房』がスゴくて鼻血が出る…でもね、慎重に観察するよ

一日10万円以下の国内株式売買(約定)手数料が無料なことなどに特徴のある松井証券が、低コストなインデックスファンドのみを揃えて、(2016年11月28日から)投資信託の販売を始めるようですね。

しかも、『投信工房』(←リンク先PDF)なる無料のロボアドバイザー機能が利用できるとのこと。

500円から国際分散積み立て投資ができて、「毎日積立」とか「リバランス積立」とかもできて、運用の提案からメンテナンスまでサポートしてくれて、さらにポートフォリオ(投信の組み合わせ)やリバランスの一括注文機能があって、そして各自カスタマイズも可能で、んでなんとフリーダイヤルの電話サポートまでがついているだと!?


フォ、フォ、
フォォォォォォォ~~~~~~~!!!!!



これはスゴい。スゴすぎるよ。鼻毛がおっ立つよ。。

もしも松井証券と他のネット証券が同じ中学校でクラスメイトだったら、みんなで松井証券をシカトしてイジメて、潰しにかかるレベルでっせ。

こんなん出てきちゃって、有料のロボアドバイザーとか既存の有料のファンドラップとかもう大ピンチやん。


・・さて、『投信工房』の情報やラインナップなどは公式サイトや他のブログにも載っているので、あっしはマニアの立場でひと言ふた言。。



◎ちと独り言をば


『投信工房』は、リバランスに必要な注文が一発でできるらしい「リバランス注文」機能とか、特許出願中らしい「リバランス積立」機能とかスゴいですね、ホント。

・・ただ、こんなマニアックな機能を理解して使いこなせるのは……
・・そして、そのマニアはわざわざ松井証券で『投信工房』を使わなくとも自分で……
・・初めてのサービスには思わぬ落とし穴があったりもするから、ひとまずは誰かが使ってる様子を見てからマイナーチェンジを待って……

なーんてことも思ったりもしますが、とにかく資産形成を図ろうとする個人投資家にとっては、明らかによい方向に進んでいます。

私が以前に「理想のリスク管理システム」として妄想のように書いていたことが、かなり現実になりつつある気も。

【参考記事→アセットアロケーションやポートフォリオの理想と現実



◎独り言は続く


マニアとしてさらに細かい理想を言うと、半年ごとや1年ごとなど任意に設定した定期自動リバランス機能もあると最高ですな。

投資額が大きくなってくると積み立てリバランスだけではリスクコントロールが難しくなりそうだし、それに、リバランスは毎日や毎月よりも、半年や一年、もしくは2~3年くらいの「ため」を作ってやったほうが、逆張りっぷりが大きくなって長期的に見たリターン向上が見込める気がします(もちろん、リバランスの主旨はリターン向上ではないということをわきまえたうえでの戯言ですが)。

で、これまた、かなりマニアックな話ですが、その点だけを見ると、基本毎日リバランスの私のメインファンド・eMAXISバランス(8資産均等型)よりも、どうやらリバランスに「ため」があるSBI資産設計オープン(スゴ6)などのほうが魅力的に見えてしまいます(あのファンドのリターンが良い理由の一つにはもしかして・・)。

※ただ、こういうリバランス頻度や方法を運用会社に問い合わせても、たいてい教えてくれず、若干イラっとします。とくにSBI資産設計オープン(スゴ6)を運用している三井住友トラストはアカンかった(まあ、そもそもヘルプデスクの担当者には余る質問なのでしょうが)。



◎他社も続いてくれい!


松井証券の『投信工房』に話を戻すと、他にも、ポートフォリオ(リスク資産のアセットアロケーション)を維持したままの自動定額売却や自動定率売却のシステムなんかもあったらいいなと思います。

他のネット証券などもこれに刺激を受けて、サービス改善を図ってもらいたいものです。そうすれば、どんどん個人投資家にとってのファイナルアンサーに近づいてくれるような気がします。

ただまあ、私はいつもどおり、慌てることなくじっくりと観察して、のんびり考えるつもりです。

現状でも投資システムの環境はさほど悪くはないのですから。


・・ところで、もう使わないと思って、私は数年前に松井証券の口座を解約してしまったのですが、一応また開設しとこっこかな、どうしよっかな。。





※ リバランスとは、一定の時期(もしくは乖離率)ごとに、最初に決めたアセットアロケーション(資産配分)比率より上がっているもの(アセット)は売却し、下がっているものは買い増して元に戻すことです。主目的はリスクコントロールですが、価格の下がった資産を買って比率を戻すことで、長期的には高パフォーマンスが期待できるといわれています(定期的に高値売りの安値買いができるため)。
もちろん、リバランスによる長期的な高パフォーマンスを期待するためには、株価や債券価格や為替の上下循環(下がってもまた上がる・上がってもまた下がる)という前提が必要ですが・・


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてます→『迫力』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
BIG tomorrow:2017年7月号
東証マネ部!・R25:2017年3月
R25・東証マネ部!:2017年1月
BIG tomorrow:2016年7月号
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイスポ!:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年8月30日号
日経ヴェリタス:2015年7月26日号
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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