SBI証券さん、確定拠出年金「出口」の選択肢を増やして!…このままじゃ楽天証券に持ってかれちゃうよ!!

来年(2017年)から個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)が私にも利用できることになり、関連情報をちょろちょろと調べ始めています(参考→確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?)。

どこの金融機関を利用するか、という点については、まぁ、ネット証券だとSBI証券楽天証券のどちらかで決まりだな、というのが今のところの情勢のように見えます。

両社とも取り扱い商品がまだ完全に固定されたわけではないようですし、未だ低コスト化競争の過程にあり、どちらも「充分にコストは安い」水準にあるので、決定的な決め手はなく、結局は個人の好みというかフィーリングで判断するしかないのかなぁ、と思っています。

私は現在もSBI証券をメインに使っていることもあり、個人型DCもここに決めようと思っていました。

ところが、SBI証券にはちょっと気になる部分も……



◎SBI証券は受け取り時の柔軟性で劣る


このことに気づいたキッカケは、仲良くさせてもらっている積み立て投資家ツイッタラーのヤマモトさん の以下のつぶやきでした。


「個人型DCは所詮は課税繰り延べなので、給付時に節税できる戦略を組めるか、変わりゆく税制の中でどう組むのかが重要と思う。

手数料や商品ラインナップと同等以上に、給付期間、回数などの給付される時の選択肢を重要視したい。重要なのはbpレベルの投資信託の信託報酬争いだけではないと思っている。SBI(ベネフィットシステムズ)は給付システムで楽天・野村(JIS&T)に見劣りしてるのが弱点

確定拠出年金は運用知識に加えて、税制・職場の退職金制度・公的年金制度に対する知識がないとフルに恩恵を享受できない気がする。」

※太字・下線による強調は虫とり小僧アレンジ


ヤマモトさん は、いつもヘンチクリンなつぶやきばかりしていますが、かなりの高学歴かつハイレベルなお仕事をなさっている賢者です(実際にお会いしたこともあります)。

しかも、彼のつぶやきは私にとって盲点でした(恥ずかしながら、先のことすぎて、出口の選択肢をあまりチェックしていませんでした)。



◎SBI証券は一時金と年金方式の併給不可


個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の給付、つまり受け取り時に、

SBI証券(記録関連運用管理機関:SBIベネフィット・システムズ)は、

一時金で受け取るか、年金方式で受け取るかの選択制であり、一時金と年金方式を併用することができない

のです。


一方の楽天証券(記録関連運用管理機関:JIS&T)だと、

一時金、年金方式、もしくは、一時金と年金方式の併用も選ぶことが可能

です。


年金の受け取り期間も、SBI証券が5年と10年の二択なのに対して、楽天証券は5年以上20年以下で自由に指定できます。また、年間の年金受け取り回数の柔軟性にも差があります(まあ、これは回数が増えるほど手数料がかさむので、多けりゃいいってもんでもありませんが)。

退職金や老齢基礎年金の金額や受給タイミングを睨みながら、退職所得控除や公的年金等控除をフル活用しようとするのであれば、一時金と年金の併給は必須になってくる可能性が高いと思われます。

特に来年(2017年)から企業年金に上乗せして、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)を利用しようとしている私のような人間には、無視できないポイントになってきます(フリーランスの場合など、あまり問題にならないケースもあるでしょうが)。

このあたりの話がよく分からない場合は、竹川美奈子さんの新著を一読しておくことをオススメします(参考→『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』 (竹川美奈子著)を読んだ感想・レビュー)。



◎出口はまだ先なので、SBI証券の柔軟化に期待


まあ、個人的には確定拠出年金の給付を受けることになるとしても、まだまだずいぶん先のことです(そもそも今はまだ、制度に加入すらしていません)。

それまでにSBI証券(というかSBIベネフィット・システムズ)の個人年金プランの給付方法が改善されていなかったら、移換するという手もありますし、そもそも数十年後の税制なども全く分からないので、今のうちからあんまり過敏になりすぎるのもどうかとは思いますが、SBI証券には「出口」の柔軟化(給付方法の選択肢増加)を期待したいものです。


一応私もSBI証券楽天証券の両社に資料請求をして、見比べてみようかと思っているところです。

※個人型確定拠出年金の給付(受け取り)に関する詳しい情報は、ウェブで探してもなかなか見つかりません。おそらくまだ発展途上なのでしょう。


ヤマモトさん、金融機関へ個別に問い合わせた情報などもこっそりと教えてくださってありがとうございました!


※結局、最終決断はこちら→イデコ(iDeCo・個人型確定拠出年金)は楽天証券でやることにしたよ


にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。

関連記事





プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてます→『迫力』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
BIG tomorrow:2017年7月号
東証マネ部!・R25:2017年3月
R25・東証マネ部!:2017年1月
BIG tomorrow:2016年7月号
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイスポ!:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年8月30日号
日経ヴェリタス:2015年7月26日号
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加

最近の人気記事ランキング

【第1位】
セゾン投信を投資初心者にオススメする理由


【第2位】
テレビ出演の影響


【第3位】
個人向け国債(変動10年)は最強の無リスク資産…メリット・デメリットを確認しておこう!


【第4位】
民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など)


【第5位】
確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?


【第6位】
私の武勇伝


【第7位】
持ち家か賃貸か…住宅について自分の考えを整理しておく


【第8位】
小説を書いてみました


【第9位】
賃貸契約更新時の値下げ交渉(更新料は支払わなくてもよい?)


【第10位】
関東近郊、宿泊してよかったオススメの天然温泉旅館5選


【第11位】
預金封鎖にはどのような対策をすればいいのか?


【第12位】
ローン返済と投資のどちらを優先すべきか…併用はありなの?


【第13位】
入院時の差額ベッド代は支払わなくてもよい?


【第14位】
投資信託や株式の元本割れ(含み損)が気になってモヤモヤしている人へ


【第15位】
なぜ投資をするのか


【第16位】
2016年12月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年下半期の投資と考察)


【第17位】
ドルコスト平均法は有利なの?不利なの?…積立投資と一括投資のメリットとデメリットの話


【第18位】
子供が友達のメガネを破壊…早速、個人賠償責任保険を請求してみた


【第19位】
インデックス投資を成功させるための3つのポイント


【第20位】
で、自分は現行NISAと積立NISAのどっちを利用するのかという話


全記事一覧

最新記事

広告

アクセスカウンター



当ブログ内検索

オススメのネット証券

SBI証券
管理人も利用中の最大手。
低コストの商品が豊富で、月々100円からの積み立て投資に対応。投信保有ポイントサービスも高還元。個人型確定拠出年金(イデコ)も充実!

楽天証券
管理人は個人型確定拠出年金用口座としてここを利用。
商品ラインナップやシステムはSBI証券に劣らない。キャッシュバックたっぷりの口座開設キャンペーン多し。
当ブログ内参考記事

セゾン投信
リスク資産をバランスファンド1本で管理したい人にオススメ。
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる。
当ブログ内参考記事

オススメの保険比較サイト

価格ドットコムで最安値圏を調べ、自分がどれだけぼったくられているのか確認してみることをお勧めします。
保険商品は、自分に必要なものを最低限、なるべく低コストで選びたいものですね。
当ブログ内参考記事

読みやすくてオススメの本

老後貧乏にならないためのお金の法則 老後貧乏にならないためのお金の法則
資産運用から、住宅・保険・年金・相続・贈与までのすべてを網羅したマネー本です。
当ブログ内参考記事


貧乏人のデイトレ
金持ちのインベストメント
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
投資理論の基礎を学ぶのに適した本だと思います。
当ブログ内参考記事


一番やさしい! 一番くわしい!
はじめての「投資信託」入門
一番やさしい! 一番くわしい!<br />はじめての「投資信託」入門
投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本です。
当ブログ内参考記事


半値になっても儲かる
「つみたて投資」
半値になっても儲かる「つみたて投資」
積立投資そのものを分析・解説している興味深い本です。
当ブログ内参考記事


ほったらかし投資術 ほったらかし投資術
投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレにします。
当ブログ内参考記事


生命保険の罠 生命保険の罠 保険の営業が自社の保険に入らない、これだけの理由
生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊です。
当ブログ内参考記事

注意事項

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

また、リンクや引用なら問題ありませんが、ブログ記事の無許可・無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。






お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。
メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。





にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へ 
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。
リンク先には人気の関連ブログがたくさんあります。