投資用語や商品の解説

ドルコスト平均法は有利なの?不利なの?…積立投資と一括投資のメリットとデメリットの話

「ドルコスト平均法は有利だから必ずやった方がいいんですよね!?」
「ドルコスト平均法は実は効率が悪いって聞いたのですが・・」
「積み立て投資は一括投資に比べて安全なんですよね?」

たまにこのような質問をいただくので、自分の考えを書いておいたほうが良さそうですな。

今回は「ドル・コスト平均法」についてのお話です。


さて、「ドルコスト平均法は有利なのか不利なのか?」という質問に対する回答としては・・
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MRF・MMFとは?…けっこう優れた無リスク資産の置き場でっせ!

前回の記事では、最強の無リスク資産であるとして「個人向け国債(変動10年)」のメリットやデメリットを解説しました。

リスク資産への投資は怖いだとか、既に十分な金融資産を持ってはいるものの、ペイオフ(金融機関破綻時の保証上限1000万円)を気にしていくつもの銀行に預金を分散しすぎて管理が困難になっている場合などには、「個人向け国債(変動10)」は、金融資産の「置き場」として有力な候補でしょう。

また、他にも、「MRF」や「MMF」なんかも預貯金以外の無リスク資産(安全資産)の置き場として、なかなか優れています。

実は、その「MRF」と「MMF」について、知人に口頭で説明したことがあるのですが、これまでお金の「置き場」を預貯金のみで過ごしてきた人にとっては、それらがどんなものなのかを感覚的に理解するのが、意外と難しいようでした。

「個人向け国債のほうがよっぽど分かりやすいよ」と言われてしまいましたから。

・・私の説明力不足もあると思いますが、ひょっとしたら他にもよく分からずに困っている人(もしくはその存在を知らない人)がいるかもしれないと思い、記事にしてみることにしました。
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個人向け国債(変動10年)は最強の無リスク資産…メリット・デメリットを確認しておこう!

・預貯金よりも安全で高金利(高利率)
・ペイオフ1000万円のような上限なし
・タンス預金のようにインフレでヤラれたりしない
・国債価格が下落しても債券価格は下がらない
・必要なときに必要な分だけ換金できる


・・こんな金融商品が「個人向け国債(変動10年)」です。

リスク資産への投資は怖いだとか、既に十分な金融資産を持ってはいるものの、ペイオフ(金融機関破綻時の保証上限1000万円)を気にしていくつもの銀行に預金を分散しすぎて管理が困難になっている場合などには、「個人向け国債(変動10)」は、金融資産の「置き場」として有力な候補だと思います。

預貯金よりも有利で安全だなんて、「民業圧迫じゃないのか?」と言いたくもなりますが、利用できる個人投資家にとっては、ありがたい金融商品です。
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<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)を買うか買わないか(評価・解説)

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」がニッセイアセットマネジメントで設定され(8月27日)、SBI証券楽天証券で販売が始まりますね。

nisseiba.jpg

普通に買えるバランスファンドとしては、「最低コストの良品が登場した!」と言えると思います。

国内株式・国内債券・先進国株式・先進国債券の平均(代表的な指数)にそれぞれ25%ずつ配分し、信託報酬は0.34%(税抜)、販売手数料や信託財産留保額は無料です。

商品名がやたら長いことに少々の煩わしさを感じますが、「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」という名前の虫もいるので、そこは目をつぶりましょう。

同じ日に、三菱UFJ国際投信が全く同じ資産配分で「eMAXIS バランス (4資産均等型)」という商品を信託報酬 0.5%(税抜)で設定しますが、残念ながらそちらを買う経済合理性は全くありません(地方銀行での販売に軽く期待しておきます)。
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eMAXISプラス コモディティインデックス設定に寄せて、コモディティクラスへの投資について整理しておく

「ネット限定販売」「低コスト」「ユーザーフレンドリー」などをコンセプトに掲げて、eMAXISシリーズを運用している三菱UFJ投信が、「eMAXISプラス コモディティインデックス」なる新ファンドを2015年6月18日に設定します。とりあえずは、SBI証券マネックス証券で買えるようです。

eMAXISシリーズは、どの商品も低コストで良質な投資信託(ファンド)※1と言えると思っています。

今回は、そのeMAXISシリーズの兄弟ブランドとして、「スパイス(香辛料)」的に使える「eMAXISプラス」というシリーズを新たに作り、まずは「コモディティ」へ投資するファンドを設定したとのこと。

普通ではなかなか投資しづらい対象に、投資信託を通じて簡単に投資できる環境が整うことはよいことだと思います。コストも良心的な部類であると言えるでしょう(ノーロードで、実質信託報酬0.882%※2)。

さて、このeMAXISプラス・コモディティインデックス設定のニュースを機に、コモディティクラスへの投資について、私の個人的な考えを書いておこうと思います。
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SMTインデックスバランス・オープンについて(評価・解説)

「SMTインデックスバランス・オープン」の販売が始まりましたね。
よいバランスファンド(投資信託)だと思いますよ。低コストで世界中の株式・債券・リート(不動産)に分散投資できる優れモノです。

このファンド1本で、これまでのいわゆる8資産(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート)に新興国リートを加えた9資産に投資できます。

インデックスバランス
三井住友トラスト・アセットマネジメントHP より)
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外貨建て資産の「建て」ってなんだ?

投資による資産形成を実践しつつ、関連情報を見聞きしていると、「外貨建て資産」という言葉をけっこう頻繁に見聞きします。

「外貨建て資産」とは、外貨(円以外の通貨)で直接保有するもの、つまり、その購入・残高表示・利払い等が外貨でなされる資産だと私は理解しています※1
(とりあえず、当ブログ内ではこれを定義として書き進めます。)

ところが、世間一般では、投資対象が外国資産(外国企業の株式や外国の債券など)であれば、すべて「外貨建て資産」と表現されていることが非常に多いのです。
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eMAXISバランス(8資産均等型)について(評価・解説)

eMAXIS(イーマクシス)バランス(8資産均等型)は、私が実践している「ほったらかし国際分散積立インデックス投資」のメインのファンド(投資信託)です。

当ブログのメールフォームを通じて送られてくる質問のなかには、「なぜ、eMAXISバランス(8資産均等型)を選んでいるのか?」「ETFを利用した方が安上がりになるのに、なぜインデックスファンドなのか?」「集中投資をした方が効率的に資産形成できるのではないか?」というような類のものがけっこうあります。

なので、eMAXISバランス(8資産均等型)について、チョロっと書いておきます。

8資産
三菱UFJ投信HPより)
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指定参加者の役割とは(ETFの「基準価額」と「市場価格」の乖離問題)

前回の記事で、「マーケットメイカー(market maker)」の簡単な解説をしたあと、オークション方式とマーケットメイク方式の取引の違いなどについて書きました。

上手に説明できない自分に歯がゆい思いをしましたが、それが己の能力なので仕方ありません。引き続き難解な話をより難解にする“へなちょこ解説”を続けたいと思います。

さて、普通の人には馴染みが薄いとは思いますが、「マーケットメイカー」について、インデックス投資家※1に関係してきそうな問題となると、「ETF(上場投資信託)の「基準価額」と「市場価格」の乖離」が思い浮かびます※2

この問題は、国内ETFをコア金融資産に利用している(もしくは利用を検討している)個人投資家にとって、とても重要な話だと思います。
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マーケットメイカーとは(マーケットメーカーとは)

「マーケットメイカー(マーケットメーカー)」だなんて、普通の人や投資初心者には馴染みの薄い言葉でしょうが、以前に需要はないだろうなぁと思って書いた「購買力平価説とは」というマニアックな記事が、地味にご好評(アクセス)をいただき続けていたりもするので、今回は「マーケットメイカー」の解説記事でも書いてみようかなと。

ここ最近、ETF(上場投資信託)関連の記事を何度か書いているので、この話題(マーケットメイカー)を避けては通れないとも思いました。
(参考→どうすれば投資初心者にも「ETFやETN」をオススメできるようになるのか
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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。

約12年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…

参考→インデックス投資とは

Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ


※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど。

※主なメディア掲載・出演履歴
BIG tomorrow:2016年7月号
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイスポ!:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年8月30日号
日経ヴェリタス:2015年7月26日号
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月


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